高知7R A-3:アムレートゥム、鮮やかな差し切りで快勝!
2025年11月24日、高知競馬場で行われた7R A-3戦は、8番アムレートゥムが最後の直線で豪快に伸び、見事な差し切り勝ちを収めました。人気を集めたビオグラフィアが3着に敗れる波乱の展開の中、郷間勇太騎手騎乗のアムレートゥムが光る走りを見せました。
レース回顧
スタート直後、1番ダノンミカエルが赤岡修次騎手とのコンビで先頭に立ち、リードを奪います。これに10番タマモマスラオが2番手で続き、3番キタノヒーローが内側から虎視眈々と上位を狙う展開となりました。前半の400mは25秒3のペースで流れ、ダノンミカエルがレースを引っ張ります。
800mを切るあたりから、直後に控えていた8番アムレートゥムが徐々にポジションを上げ始めます。後方からは1番人気の5番ビオグラフィアも進出を開始し、レースは中盤から激しさを増しました。
第4コーナーを回ると、いよいよ勝負どころ。外から一気に加速した8番アムレートゥムが先頭に躍り出ます。直線に入ると、アムレートゥムは力強い末脚を披露し、2番手追走の10番タマモマスラオを突き放します。内からは3番キタノヒーローや1番ダノンミカエルも追い上げを見せますが、アムレートゥムの勢いは止まりません。ゴール前100mを切ってもリードを広げ、最終的には3馬身差をつけての快勝となりました。
上り800mが51秒8、600mが38秒9というタイムは、アムレートゥムの瞬発力が際立ったことを示しています。高知の舞台で、その実力を存分に発揮した一戦となりました。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- アムレートゥムの末脚:今回のレースで見せたアムレートゥムの直線での加速力は目を見張るものがありました。今後も高知の舞台では、その切れ味に注目が集まるでしょう。
- ビオグラフィアの巻き返し:1番人気に推されながらも3着に終わったビオグラフィア。今回は後方からの競馬となりましたが、次走以降での巻き返しに期待が高まります。
- タマモマスラオの粘り:2着に粘り込んだタマモマスラオも、展開次第ではさらに上位を狙える存在です。
今回の高知7R A-3は、アムレートゥムの鮮やかな勝利で幕を閉じました。今後の高知競馬からも目が離せません。