本日の高知10R B-2クラスは、永森大智騎手騎乗のミシェラドラータが圧倒的な強さを見せつけ、見事優勝を飾りました。レースはスタート直後から激しい展開となり、コスモシーウルフが好スタートを切って先頭に立ちましたが、ミシェラドラータが早めに2番手につけ、直線で鮮やかに抜け出す形となりました。
レース回顧:ミシェラドラータ、盤石の勝利!
スタートの号砲とともに、6番コスモシーウルフ(多田羅誠騎手)が素晴らしいダッシュを見せ、先頭に躍り出ました。しかし、すぐさま2番ミシェラドラータ(永森大智騎手)が2番手につけ、虎視眈々と前を伺います。3番手には3番カルテメトレス(赤岡修次騎手)が続き、7番ウォーターレモン(林謙佑騎手)も外からポジションを上げていきました。
向こう正面に入ると、コスモシーウルフがわずかなリードを保ちますが、2番手につけたミシェラドラータがぴたりとマーク。800mを切るあたりから、ミシェラドラータが早めに動き出し、3コーナーカーブでコスモシーウルフに並びかけます。この時点で既にミシェラドラータの脚色は他馬とは一線を画しており、瞬く間に6馬身ほどのリードを奪い、独走態勢に入りました。
400mを切って第4コーナーを回ると、ミシェラドラータはさらに加速。直線コースに入ると、後続を大きく突き放し、永森大智騎手の巧みなリードで危なげなくゴール板を駆け抜けました。最終的には2番手のカルテメトレスに3馬身差をつけ、1分24秒9のタイムで圧勝。単勝1.4倍の圧倒的1番人気に応える、盤石のレース運びでした。
2着には、中団からじわじわと脚を伸ばした3番カルテメトレス(赤岡修次騎手)が入着。そして、最高峰から驚異的な末脚を見せた4番ムサシフウジン(阿部基嗣騎手)が3着に食い込み、波乱を演出しました。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- ミシェラドラータの安定感: 本日のレースでは、スタート後の位置取りから直線での抜け出しまで、終始安定した走りを見せました。永森大智騎手とのコンビネーションも抜群で、今後のレースでも中心的な存在となるでしょう。B-2クラスでは頭一つ抜けた存在と言えそうです。
- ムサシフウジンの末脚: 最高峰からの追い込みで3着に食い込んだムサシフウジンは、展開次第ではさらに上位を狙える可能性を秘めています。特に、前が速い流れになった際には警戒が必要です。
- コスモシーウルフのスタート: 好スタートを切ったコスモシーウルフですが、中盤以降はミシェラドラータのスピードについていけませんでした。今後のレースでは、スタートの良さを活かしつつ、いかに粘り強く走れるかが鍵となりそうです。