2025年11月25日、金沢競馬場で行われた第3レースC19は、ベテランシャイニーズランが圧倒的な人気に応え、見事な4連勝を飾りました。レースは序盤から激しい先行争いが繰り広げられ、見ごたえのある一戦となりました。
スタート直後、1番ワンダフルガイ、2番シャイニーズラン、そして4番ゴルティスの3頭が大きく広がって先行争いを展開。後続を大きく引き離し、レースの主導権を握ります。特に2番シャイニーズランは単勝1.1倍の圧倒的1番人気に推されており、その走りに注目が集まりました。
ニコーナーカーブから向こう上面にかけても、この3頭のリードは変わらず、後続との差をさらに広げていきます。残り800mを通過するあたりで、後方から9番デルマガーネットがじわじわと差を詰め始め、さらにその後ろからは3番ビービービルダーも追撃を開始。中団グループも徐々に前との差を縮め、レースは中盤から終盤にかけて動きを見せます。
3コーナーから4コーナーにかけても、依然として1番ワンダフルガイ、2番シャイニーズラン、4番ゴルティスの3頭が先頭をキープ。しかし、開いた間を縫って9番デルマガーネットが虎視眈々と前を狙い、3番ビービービルダーも懸命に追い上げを見せます。
そして直線!先頭に立ったのは2番シャイニーズラン!抜群の手応えで後続を突き放しにかかります。2番手争いは熾烈を極め、内から1番ワンダフルガイ、外からは9番デルマガーネットが猛追。さらにその外からは3番ビービービルダーも強襲し、一気に2番手争いが混戦となります。
最終的には、2番シャイニーズランがその強さを見せつけ、ゴール板を先頭で駆け抜けました。2番手には3番ビービービルダーが浮上し、9番デルマガーネット、1番ワンダフルガイ、そして4番ゴルティスが僅差で続きました。
1番人気に推されたシャイニーズランが、その期待に見事に応える走りで4連勝を達成しました。ベテランの域に達しながらも衰え知らずのパフォーマンスは、今後のレースでも大いに注目されることでしょう。鞍上の栗原大河騎手も完璧なエスコートで勝利に導きました。
金沢3R C19は、シャイニーズランがその実力を遺憾なく発揮し、見事な勝利を収めました。今後の金沢競馬を占う上でも非常に重要な一戦となったことでしょう。各馬の次走での活躍にも期待が高まります。