【金沢競馬】ミラコロエクラが鮮烈な末脚でデビューV！楽天競馬特別(C1)レース回顧

【金沢競馬】ミラコロエクラが鮮やかな差し切りでデビュー戦勝利！楽天競馬特別(C1)レース回顧

2025年11月24日、金沢競馬場で行われた楽天ポイントで馬券が買える！楽天競馬特別(C1)は、3歳牝馬ミラコロエクラが直線で鮮やかに差し切り、デビュー戦を勝利で飾りました。人気の中心であったペタルブランシュは6着に沈む波乱の展開となりました。

レース回顧：激しい先行争いからミラコロエクラが台頭

スタート直後、ゲートを早めに出たのは人気のペタルブランシュでしたが、大外枠からウエスタンアミーゴが好スタートを切り、これに4番カービスベイが続いて先行争いを形成。この2頭が早くも後続を離しにかかります。

3番手集団は固まっていましたが、その中から一番ネムレスクイーン、そして7番のミラコロエクラがじわじわとポジションを上げていきました。8番ファーマスター、6番オルダージュ、3番ビルマチーク、そしてシンガリからは5番クリノヒビキが追走する形となりました。

向こう正面に入ると、先頭は4番カービスベイに替わり、後続とのリードを広げにかかります。2番手にはウエスタンアミーゴがつけ、その外からは9番ペタルブランシュ、そして内からは7番ミラコロエクラが懸命に追い上げを開始。5番手には一番ネムレスクイーンが続きます。

直線に向くと、先頭の4番カービスベイは残り200mを通過。リードは3馬身から4馬身と広がり、このまま押し切るかと思われました。しかし、2番手からは7番ミラコロエクラが猛追。内からもり返すウエスタンアミーゴとの激しい叩き合いとなります。その後ろには1番ネムレスクイーン、そして伸びあぐねるペタルブランシュ。

残り50m、ミラコロエクラが驚異的な末脚を発揮し、一歩一歩差を詰めてカービスベイを捉えます。そしてゴール前、見事に差し切り、デビュー戦を勝利で飾りました。勝ち時計は0:55.9。2着には粘り込みを図ったカービスベイ、3着にはウエスタンアミーゴが入りました。

今後のレースで覚えておきたい内容

• ミラコロエクラ (牝3 加藤翔馬)：デビュー戦で鮮やかな差し切り勝ちを収め、その末脚は今後も注目に値します。今回のような展開になれば、さらに上のクラスでも通用する可能性を秘めています。
• カービスベイ (牡3 青柳正義)：積極的な先行策でレースを引っ張り、あと一歩のところで勝利を逃しましたが、そのスピードと粘り強さは評価できます。次走も展開次第では巻き返しが期待されます。
• ペタルブランシュ (牝3 吉原寛人)：人気に推されながらも6着と敗れました。ゲートは早かったものの、道中の位置取りや直線での伸びを欠いた印象です。次走での巻き返しには、レース運びの改善が鍵となるでしょう。

今回の楽天競馬特別(C1)は、ミラコロエクラの鮮烈なデビュー勝ちで幕を閉じました。今後の彼女の活躍に期待が高まります。