2025年11月22日、帯広競馬場にて「遼ちゃん32歳おめでとう杯」が開催されました。夜空の下、第1障害から第2障害へと続く熱戦が繰り広げられ、観衆の視線は10頭の競走馬に注がれました。
スタートが切られると、1番クリスタルボライドが先行し、第1障害の中間まで軽快に進みます。しかし、ここで一旦停止。その間に外からは5番カミホロナデシコ、そして4番トップシャインが上がってきます。内からは3番ゲッカノアカリ、2番センチュリーハート、外からは10番ガムシャラが続き、第1障害中間をすぐに通過しました。
その後、9番カブトファイター、8番アアモンドアラシ、6番オレノカノジョ、7番アバシリアグリが続きます。第1障害を抜けた1番クリスタルボライドが先頭で第2障害の手前に到着。前半は64秒というペースで進みました。
第2障害では、5番カミホロナデシコ、10番ガムシャラがクリスタルボライドに集まり、挑戦が始まります。じわじわとペースが上がり、5番カミホロナデシコが先頭に立ち、1番クリスタルボライドが2番手で第2障害を越えました。少し開いて10番ガムシャラ、9番カブトファイターが続き、その後ろから2番センチュリーハートが第2障害を下ります。3番ゲッカノアカリ、オレノカノジョ、7番アバシリアグリも続きました。
残り30メートルを切り、5番カミホロナデシコが先頭をキープ。2番手には10番ガムシャラが上がり、そのすぐ後ろには9番カブトファイター、これに並びかける7番アバシリアグリ、そして3番ゲッカノアカリ。内からは1番クリスタルボライド、その後ろにオレノカノジョが続きます。
最後の直線、大きなリードを保ったまま5番カミホロナデシコが1着でゴールイン! 2着争いは激しく、残り14メートルで3番ゲッカノアカリが上がってきて2着を確保しました。3着争いは2番センチュリーハート、6番オレノカノジョ、9番カブトファイターの3頭が接戦を演じ、最終的に2番センチュリーハートが3着に入りました。
今回の「遼ちゃん32歳おめでとう杯」は、カミホロナデシコの力強い走りが光るレースとなりました。各馬の今後の活躍にも期待が高まります。