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【絆カップ2025予想】ウラヤ、レディブラウン、オスカーブレインが激突!盛岡1200m M2重賞の注目馬とデータ分析

2025年11月16日

2025年11月16日に開催される盛岡競馬の重賞「絆カップ(M2)」のデータ予想記事です。過去のレースデータのみを徹底的に分析し、ウラヤ、レディブラウン、オスカーブレインら有力馬の力関係を解き明かします。特に重要前哨戦の結果から、レース展開の鍵や馬券の狙い目を客観的な視点で解説します。

この記事の要点

  • 最重要前哨戦の10月21日(1200m)ではレディブラウンがウラヤを抑え1着。
  • オスカーブレインは1000m戦で好走も、1200mでは過去2戦で4着と距離適性に課題。
  • 先行馬が複数いるためハイペースが濃厚で、差し馬に有利な展開が予想される。
  • エイシントルペードは近3走すべて3着以内と安定感抜群で、馬券の軸に適任。
  • 斤量55kgのレディブラウンは、57kgのライバルに対し2kgのアドバンテージを持つ。

第15回絆カップ(M2) レース概要と予想の前提

まず、レースの基本情報と、今回の分析における前提条件を確認します。

レース情報

  • 日時: 2025年11月16日 17:35発走
  • 条件: 盛岡競馬場 第11レース、ダート1200m(左回り)
  • 格付: M2、オープン、サラ系3歳以上 定量

今回の分析は、提供された能力表に基づいて行われます。なお、同資料によれば「調教データ」「厩舎コメントデータ」については取得エラーが確認されており、本レポートの分析には含まれていません。したがって、以下の分析はすべて、各馬の過去のレースパフォーマンス(着順、タイム、通過順、上がり3Fなど)という客観的なデータに限定されます。

絆カップ予想の鍵を握る「最重要前哨戦」徹底分析

絆カップの予想において、通算成績以上に重要なのは「近走のパフォーマンス」、特に「今回の出走馬同士が直接対決したレース」の結果です。幸いなことに、出走馬の多くが直近の盛岡スプリント路線で激しく火花を散らしており、これが力関係を比較する上で最大のヒントとなります。

10月21日「スプリント」(1200m)の再戦

最も注目すべきは、本番と全く同じ盛岡1200m(稍重)で行われたこのレースです。出走11頭中、実に8頭が今回の絆カップに出走しており、レース結果は以下の通りでした。

  1. 1着: レディブラウン (5)
  2. 2着: ウラヤ (2) (着差:アタマ)
  3. 3着: エイシントルペード (8) (着差:0.2秒)
  4. 4着: オスカーブレイン (6) (着差:0.4秒)
  5. 6着: ロードオブザチェコ (1)
  6. 7着: グアドループ (12)
  7. 9着: グットフォーチュン (9)
  8. 10着: ブリスタイム (4)

このレースの展開をデータで振り返ると、オスカーブレイン(6)が「1-1」、エイシントルペード(8)が「2-2」と、先行馬が揃ってハイペース(H)を形成しました。その結果、先行したオスカーブレイン(6)(上がり3F 37.0)やエイシントルペード(8)(上がり3F 36.5)に対し、中団に控えていたレディブラウン(5)(通過順 7-6)は上がり35.6、ウラヤ(2)(通過順 8-7)は上がり35.4という非常に鋭い末脚を使っています。この10月21日のレースは、「先行馬がハイペースで競り合い、中団から鋭い差し脚を使った馬が台頭する」という展開であり、絆カップ本番を占う上で極めて重要な示唆となります。11月4日「スプリント」(1000m)の上昇度本番に最も近い「直近のレース」が、11月4日に行われた1000mのスプリント戦です。距離は1200mより短くなりますが、各馬の調子を測る上で重要なデータとなります。絆カップからは4頭が出走しました。1着: オスカーブレイン (6) (タイム 59.1)2着: グアドループ (12) (着差 0.2秒)3着: エイシントルペード (8) (着差 0.4秒)4着: グットフォーチュン (9) (着差 0.4秒)10月21日の1200m戦では4着に敗れたオスカーブレイン(6)が、この1000m戦では「1-1」の通過順から逃げ切り勝ちを収めました。これは同馬の好調さを示す証拠です。一方で、10月21日(1200m)で7着だったグアドループ(12)も、1000mでは2着に好走しています。この結果は、これら2頭が1000mのスピード勝負に高い適性を持つことを示しています。9月9日「スプリント」(1200m)の力関係さらに時間を遡り、同じ1200m(重馬場)で行われた9月9日のレース結果も確認します。ここでも主要メンバーが対決しています。1着: ウラヤ (2) (タイム 1.11.6)2着: エイシントルペード (8) (着差 0.3秒)3着: レディブラウン (5) (着差 0.7秒)4着: オスカーブレイン (6) (着差 0.9秒)このレースでも、オスカーブレイン(6)が「1-1」で逃げ、エイシントルペード(8)が「2-2」で追う展開。しかし、中団「5-2」から進めたウラヤ(2)が、最後は先行勢を差し切って勝利しました。9月9日と10月21日の両1200m戦のデータは、「オスカーブレイン(6)が逃げる→エイシントルペード(8)が好位で粘る→ウラヤ(2)とレディブラウン(5)が差す」という力関係を一貫して示しています。

最重要前哨戦 データ比較

これら3つの主要レースを時系列で比較することで、各馬の安定度と距離適性が一目でわかります。

レース名開催日距離1着馬2着馬3着馬4着馬
スプリント11月4日1000mオスカーブレイングアドループエイシントルペードグットフォーチュン
スプリント10月21日1200mレディブラウンウラヤエイシントルペードオスカーブレイン
スプリント9月9日1200mウラヤエイシントルペードレディブラウンオスカーブレイン

絆カップ2025 有力出走馬ピックアップ(データ分析)

上記の前哨戦分析に基づき、有力馬を個別に評価します。

5 レディブラウン (牝7 | 55kg | 鈴木祐)

分析: 盛岡ダート成績 [4-3-1-5]。最重要前哨戦と位置づける10月21日(1200m)で、ウラヤ(2)やエイシントルペード(8)といった牡馬の強豪をアタマ差で破った実績は、高く評価すべきです。9月9日(1200m)ではウラヤ(2)から0.7秒差の3着でしたが、10月21日では逆にウラヤ(2)を抑え込んでおり、本格化した可能性があります。

注目データ: 今回の斤量は55kg。ウラヤ(2)、オスカーブレイン(6)、エイシントルペード(8)といったライバルは全て57kgであり、2kgのアドバンテージは大きな武器となります。10月21日に見せた上がり35.6秒の末脚が再度炸裂すれば、連勝も十分に可能です。

2 ウラヤ (牡6 | 57kg | 山本聡)

分析: 盛岡ダート成績 [4-2-0-3]、地方ダート全体でも [5-2-1-6] と高い連対率を誇ります。

注目データ: 盛岡1200mのスペシャリストと言えます。7月13日の「岩鷲賞」で2着、9月9日の「スプリント」で1着、10月21日の「スプリント」で2着(1着とアタマ差)。データが示す通り、このコースにおける安定感は出走馬中トップクラスです。10月21日の上がり3Fはメンバー最速級の「35.4」。今回も先行争いが激化すれば、この馬の差し脚が活きる展開になる可能性は極めて高いと分析されます。

6 オスカーブレイン (牡4 | 57kg | 菅原辰)

分析: 盛岡ダート成績 [5-2-0-2]。11月4日の1000m戦を「1-1」の通過順から逃げ切っており、調子が上向いていることは間違いありません。

注目データ: しかし、過去4走を詳細に見ると、1200m戦では9月9日(4着)、10月21日(4着)と、いずれも逃げ・先行策から最後に捕まっています。データは、オスカーブレイン(6)が1000mなら逃げ切れるスピードを持つものの、1200mでは最後の200mで脚が鈍り、10月21日の上がり3Fは37.0と、レディブラウン(5)やウラヤ(2)より1秒以上遅くなっています。

8 エイシントルペード (牡4 | 57kg | 山本紀)

分析: 盛岡ダート成績 [1-1-2-1]。この馬の最大の特徴は、その抜群の安定感です。

注目データ: 直近の主要レース3つ(11/4 1000m, 10/21 1200m, 9/9 1200m)全てで3着以内(3着, 3着, 2着)に入線しています。常に「2-2」や「5-4」といった好位で競馬をし、大きく崩れません。勝ち切る爆発力には欠けるかもしれませんが、データ上、馬券の軸(3連複や3連単の2,3着付け)として最も信頼できる存在です。

データから見る絆カップ 重賞 予想のポイントと狙い目

今回の分析で浮き彫りとなった「予想のポイント」を3点に集約します。

ポイント1:レースの鍵は「1000mの勢い vs 1200mの実績」

11月4日(1000m)組のオスカーブレイン(6)は「直近の調子」が良く、10月21日(1200m)組のレディブラウン(5)とウラヤ(2)は「本番と同じ距離での実績」が上です。競馬の予想において、「距離適性」は「調子」と同等以上に重要です。データは、オスカーブレイン(6)が1200mではパフォーマンスを落とす(10/21 4着, 9/9 4着)ことを示しており、1000mの勢いよりも1200mの実績を重視するのがデータ分析の基本セオリーとなります。

ポイント2:ハイペース濃厚。差し馬に展開利あり

オスカーブレイン(6)は過去4走すべてでハナ(先頭)か2番手です。さらに、1枠1番のロードオブザチェコ(1)も10月7日のレースで「1-1」の逃げ切り勝ちを収めており、通過順「3-3」のデータも複数あります。この2頭の逃げ・先行馬が揃ったことで、10月21日以上のハイペース(H)が予想されます。この展開は、先行するオスカーブレイン(6)や、好位で粘るエイシントルペード(8)には厳しく、10月21日と同様に、中団で脚を溜められるウラヤ(2)とレディブラウン(5)にとって、データ上は絶好の展開となる可能性が高いです。

ポイント3:馬券の軸は「安定」か「爆発力」か

馬券の組み立てにおいて、軸馬の選定が鍵となります。

  • 安定の軸: 3走連続で3着以内を確保しているエイシントルペード(8)。
  • 爆発力(勝ち切り)の軸: 10月21日の直接対決を制し、55kgの斤量も魅力なレディブラウン(5)。もしくは、盛岡1200mで連対を外していない(岩鷲賞2着, 9/9 1着, 10/21 2着)ウラヤ(2)。

結論:絆カップの最終予想はこちら(PR)

本記事では、提供された能力表の過去レースデータに基づき、有力馬とレース展開のポイントを客観的に分析しました。資料によれば、「調教データ」や「厩舎コメント」は現時点で取得できておらず、これらは当日の馬の仕上がりを判断する上で非常に重要なファクターです。

当日の馬場状態の変化、パドックの気配、そして専門家による「調教」や「厩舎情報」を含めた最終的な印(◎○▲)と、具体的な「買い目」の結論は、以下のリンク先で公開されています。

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ヤナシ社長(旧:生成系競馬予想)

競馬予想家 (経験20年)

データ関連企業の社長であり、学生時代にはアルゴリズムコンテストで世界3位に入賞したAI技術者。20年以上にわたり統計解析を競馬予想に応用してきた競馬予測家でもあります。生成系AIを駆使した客観的で革新的な競馬予想を提供し、「生成AI競走馬評価」などのコンテンツを通じて、競馬をより深く楽しめるようサポートしています。

専門分野: AIを使った競馬予想。生成AIを使ったコンテンツ作成
実績・資格:

主な活動実績 AI競馬マスターズ2023: 3位入賞 俺プロ: 馬将認定 参考成績(中央): https://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=562 参考成績(地方): https://yoso.netkeiba.com/nar/?pid=yosoka_profile&id=562

ヤナシ社長(旧:生成系競馬予想)

データ関連企業の社長であり、学生時代にはアルゴリズムコンテストで世界3位に入賞したAI技術者。20年以上にわたり統計解析を競馬予想に応用してきた競馬予測家でもあります。生成系AIを駆使した客観的で革新的な競馬予想を提供し、「生成AI競走馬評価」などのコンテンツを通じて、競馬をより深く楽しめるようサポートしています。