【浦和7R】7番人気アジアンビジョンが逃げ切りV! 混戦を制しサザンクロス賞を制覇
2025年11月28日、浦和競馬場で行われた第7レース「サザンクロス賞(2歳、ダート1400m)」は、伏兵5番アジアンビジョン(牝2、福原杏騎手)が果敢な逃げを打ち、ゴール前で猛追した1番人気馬を半馬身差で振り切る波乱の決着となりました。
人気馬が上位を占めるかに見えた一戦は、アジアンビジョンの持ち味を活かした福原騎手との見事なコンビネーションが光る結果となりました。
サザンクロス賞 着順(上位3頭)
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | オッズ | タイム |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 5 | アジアンビジョン | 7 | 15.4 | 1:30.1 |
| 2 | 2 | ロックシュガー | 1 | 2.2 | 1:30.2 |
| 3 | 4 | ナリスナ | 2 | 3.6 | 1:30.4 |
レース回顧:終始リードを保ったアジアンビジョンの逃げ切り劇
スタートは各馬少しバラつく形となりましたが、そこから押してハナを奪ったのは、7番人気ながら果敢に前へ出た5番アジアンビジョンでした。これに6番ユウユウコルネットが2番手につけますが、外から10番ウールドランジュも並びかけ、先行集団を形成。
アジアンビジョンは単独でリードを保ったまま向こう正面へ。縦長の展開となり、後続との差を測りながらマイペースでレースを運びます。人気の中心である2番ロックシュガーや4番ナリスナは中団に待機。特に中団グループは固まり、最後の勝負どころをうかがう展開となりました。
最後の直線:1番人気を退けた勝負根性
残り400mを切り、依然として先頭はアジアンビジョン。しかし、2番手争いをしていた10番ウールドランジュ、さらに外から一気に差を詰めてきた1番人気の2番ロックシュガー、そして内からは6番ユウユウコルネットの3頭が、逃げるアジアンビジョンに襲いかかります。
直線に入ってもアジアンビジョンは粘り強く抵抗。外からロックシュガーが猛然と追い込み、一時並びかける勢いを見せましたが、アジアンビジョンがわずかにその勢いを凌ぎきり、半馬身差でゴールイン。福原杏騎手が鮮やかな逃げ切り勝ちを収めました。
3着争いは熾烈で、直線で伸びた2番人気の4番ナリスナが、内から粘る6番ユウユウコルネットとのクビ差の争いを制し、3着を確保しています。
今後のレースで覚えておきたい注目ポイント
今回のサザンクロス賞の結果から、今後のレースで注目すべきポイントをまとめます。
- アジアンビジョン(1着):7番人気での勝利は見事。ハナを切ればしぶとく粘れる勝負根性と、砂を被らない展開での強さを証明しました。今後、同条件の短距離戦では軽視できない存在となります。
- ロックシュガー(2着):1番人気に応えられませんでしたが、序盤のペースに惑わされず、直線では上がり最速の脚で猛追。差し脚の鋭さはメンバー屈指であり、展開次第ではすぐに巻き返してくるでしょう。
- カクレンボ(10着):5番人気(出走表のオッズでは2番人気相当)ながら、後方でレースを進めた結果、大きく失速し10着大敗。実況からも道中での苦戦がうかがえ、今回の敗戦は度外視できる可能性もありますが、次走の陣営のコメントや馬体重の増減には要注意です。
- ナリスナ(3着):安定した先行力と追い込みの堅実さを発揮。今回のメンバーでは上位の力を見せつけました。今後も堅実に馬券圏内を狙えるタイプとして評価すべきです。
特にアジアンビジョンの粘りとロックシュガーの直線での爆発力は、今後の浦和・南関東の2歳牝馬戦線を占う上で重要なファクターとなるでしょう。