【水沢7R】ベテランの意地が炸裂!ボンディマンシュが激戦を制す!
2025年11月26日、水沢競馬場で行われた第7レース、B2四組は、ベテラン勢と若手の激しい攻防が繰り広げられる見応えのある一戦となりました。実況が熱を帯びる中、最終直線で驚異的な粘りを見せたのは9歳馬ボンディマンシュ。村上忍騎手とのコンビで、クビ差の激戦を制し、見事な勝利を飾りました。
レース回顧:白熱の最終直線、ベテランの底力を見せつける
スタートが切られると、7番ハクシンダンスと8番エマリオンレイが先行争いを展開。その後ろには3番サラニキケン、5番ヴィヴァムーンが続き、中団には9番ボンディマンシュが虎視眈々と前を伺います。
第3コーナーから第4コーナーにかけて、7番ハクシンダンスが先頭をキープし、リードを広げにかかります。しかし、その背後からは8番エマリオンレイが猛追。そして、外からは9番ボンディマンシュがじわじわと差を詰めてきました。
最後の直線に入ると、7番ハクシンダンス、8番エマリオンレイ、そして外から伸びてきた9番ボンディマンシュの3頭が激しい叩き合いを演じます。内からは1番ミツカネトーラス、3番サラニキケンも加わり、前の争いは混沌としました。
残り200mを過ぎたあたりで、外から力強く伸びてきた9番ボンディマンシュが先頭に躍り出ます。一度は前に出たかと思われた8番エマリオンレイと7番ハクシンダンスも粘りを見せますが、ボンディマンシュの勢いは止まりません。ゴール前、8番エマリオンレイとのクビ差の激戦を制し、ボンディマンシュが栄光のゴールを駆け抜けました。
2着には惜しくも届かなかったものの、3歳牝馬の8番エマリオンレイが大健闘。3着には同じく3歳牝馬の7番ハクシンダンスが入り、若手牝馬の活躍も光るレースとなりました。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- ボンディマンシュ(9歳、セ9): 9歳という年齢を感じさせない力強い走りで、ベテランの意地を見せつけました。村上忍騎手との息もぴったりで、今後も目が離せない存在となりそうです。
- エマリオンレイ(牝3): 惜しくも2着でしたが、先行策から最後まで粘り強く走り切りました。3歳牝馬ながらのこのパフォーマンスは高く評価でき、今後の成長が非常に楽しみです。
- ハクシンダンス(牝3): レースを引っ張る積極的な競馬で3着に入線。こちらも3歳牝馬で、今後の経験を積むことでさらに上位を狙えるでしょう。
- サラニキケン(牝3): 1番人気に推されながらも5着と敗れましたが、レース中盤では上位争いに加わる場面もありました。巻き返しに期待したい一頭です。
今回の水沢7Rは、ベテランの底力と若手の台頭が交錯する、非常に見応えのあるレースでした。特にボンディマンシュの勝利は、競馬ファンに大きな感動を与えたことでしょう。今後の各馬の活躍に期待が高まります。