金沢競馬場で行われた「楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別(A1)」は、ベテランのセ8歳馬プレシオーソが、加藤翔馬騎手とのコンビで鮮やかな勝利を飾りました。レースは序盤から激しい先行争いが繰り広げられ、見どころ満載の展開となりました。
スタートは各馬ほぼ横一線。内からマーミンラブ、並んでロマンスグレーが先行態勢に入ります。その直後には、この日の主役となるプレシオーソが虎視眈々と好位をキープ。内を通るウェザーコックも上位を伺う位置で、一周目のホームストレッチへ向かいました。
隊列は大きく変わらず、4番ロマンスグレーがわずかに先頭に立ち、2番手にプレシオーソがぴたりとマーク。3番手にはホウオウジュレップがつけ、馬群は比較的コンパクトにまとまっていました。しかし、後方では6番コルニリアが若干遅れを取り、7番シスターアクトがしんがりを追走する形となりました。
向こう正面に入ると、4番ロマンスグレーが依然としてリードを保ちますが、すぐさま5番プレシオーソが外から並びかけ、ここで先頭を奪います。プレシオーソが先頭に立つと、徐々に後続との差を広げにかかり、その脚は力強いものでした。
4コーナーカーブから直線に入ると、プレシオーソが堂々たる先頭。2番手以降は広がりましたが、外から1番ウェザーコックが猛追を開始。さらに3番ホウオウジュレップも追い上げを見せ、激しい2着争いを演じます。
しかし、プレシオーソの勢いは衰えることなく、そのままゴールイン!加藤翔馬騎手との息の合ったコンビで、見事に楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別を制しました。2着には追い上げたウェザーコック、3着にはホウオウジュレップが入着し、ベテラン勢の活躍が光る一戦となりました。
今回のレースでは、6番コルニリアがスタート直後から若干出遅れ、馬群から離される形となりました。また、7番シスターアクトも終始しんがりからの追走となり、本来の力を出し切れたか疑問が残ります。これらの馬たちが次走でどのような走りを見せるか、スタートの改善やレース運びの工夫が鍵となるでしょう。
特にコルニリアは、馬群に揉まれやすい展開で不利を受ける場面も見られました。今後のレースでは、スムーズなスタートと道中の位置取りが、上位進出への重要な要素となることが予想されます。