2025年11月29日、東京競馬場で行われた第6レース、3歳以上1勝クラス(ダート1600m)。1番人気にルヴァレドクール、2番人気にエドワードバローズと上位人気が拮抗する中、見事に勝利を掴んだのは3番人気のコーカサスゴールドでした。勝負根性を見せつけた本馬と、大穴を開けた2着馬、そして人気を裏切った1番人気のパフォーマンスを振り返ります。
1枠2番からスタートを切ったコーカサスゴールドは、道中インで脚を溜める形。縦長の展開の中、中団やや前目で虎視眈々と直線を待ちました。実況が示す通り、最後の直線では逃げるマルセルテソーロの外に並びかけ、残り200mで完全に抜け出します。内から食い下がる先行馬、外から追い込む1番人気のルヴァレドクールとの激しい三つ巴の争いを力強く制し、ゴール板を先頭で駆け抜けました。バルザローナ騎手はしっかりと内に潜り込ませて脚を温存し、勝負どころで馬の力を最大限に引き出す見事な騎乗を見せました。タイムは1分37秒7と、このクラスとしては優秀な時計です。
このレースで大きな波乱を巻き起こしたのは、8番人気の低評価ながら2着に入線したキョウエイカンセです。直線大外から一気の伸び脚を見せ、ゴール前では力強く追い込んだ1番人気のルヴァレドクールをクビ差捉える大金星を挙げました。△長浜騎手騎乗で斤量56kgの恩恵もあったとはいえ、今回のパフォーマンスは特筆すべきもので、今後のダート戦線での活躍が期待されます。
一方、1.9倍の圧倒的1番人気に推されていたルヴァレドクール(横山和生騎手)は、好位3番手からレースを進め、直線でも追い込み脚を使いましたが、勝ち馬と2着馬の勢いに屈し3着に終わりました。勝ち馬とはクビ差と惜しい結果でしたが、初勝利後の連勝とはならず、人気を裏切る結果となりました。
今回のレース結果と実況から、今後の予想でマークしておきたい馬をピックアップします。
特に2着に食い込んだキョウエイカンセの激走は、今後の馬券戦略においても重要なヒントとなるでしょう。