【東京スポーツ杯2歳ステークス】衝撃!良血1番人気ダノンヒストリーまさかの惨敗!パントルナイーフが鮮烈な末脚で新王者に輝く

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【東京スポーツ杯2歳ステークス】ダノンヒストリーまさかの惨敗!パントルナイーフが新王者に輝く

荒れる2歳戦線!注目馬たちの明暗分かれた一戦

2025年11月24日に行われた第30回東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)は、来年のクラシック戦線を占う上で重要な一戦として注目を集めました。特に、セレクトセールで3億9000万円(税抜き)の高値がついた良血馬ダノンヒストリーが圧倒的な1番人気に推され、その走りに大きな期待が寄せられていました。しかし、レースは波乱の展開となり、多くの競馬ファンの予想を裏切る結果となりました。

ダノンヒストリー、出遅れからまさかの失速

単勝2.6倍の断然人気に支持されたダノンヒストリー(D.レーン騎手)は、スタート直後に大きく出遅れる痛恨のミス。この時点で早くも厳しい展開を強いられ、道中も後方からの追走となりました。直線に入っても伸びを欠き、掲示板にも載れない大敗を喫しました。レース後には「弱すぎ」「クソ駄馬」といった厳しい声が多数上がり、その期待の大きさが裏返る形となりました。

一部の識者からは、レース前から調教の動きが芳しくないとの指摘もあり、弥永氏(東スポ)は「一銭も買いたくない(追い切り酷過ぎ)」と酷評していました。今回の結果は、その懸念が的中した形と言えるでしょう。

パントルナイーフ、ルメール騎手の手腕で重賞初制覇!

一方、見事勝利を飾ったのはC.ルメール騎手鞍上のパントルナイーフでした。道中は中団でレースを進め、直線では鮮やかな末脚を繰り出し、後続を振り切って重賞初制覇を飾りました。キズナ産駒の新たなスター候補の誕生に、SNS上では「っぱキズナ」「キズナの時代」といった声が上がっています。ルメール騎手は京王杯2歳ステークスに続く重賞勝利で、今年の重賞11勝目。木村厩舎も2週連続の重賞勝利となりました。

2着にはT.マーカンド騎手騎乗のゾロアストロが入り、3着にはシスキンが健闘しました。

レースを彩った個性豊かな出走馬たち

今回の東京スポーツ杯2歳ステークスには、他にも個性豊かな馬たちが揃いました。

  • ライヒスアドラー(佐々木大輔騎手):新馬戦での圧勝劇から注目を集め、2番人気に支持されました。直線で不利を受ける場面もあり、その真価は次走以降に持ち越しとなりました。
  • サレジオ(A.プーシャン騎手):馬体重がプラス24kgと大幅増。陣営からは「太い」との声もあり、本調子ではなかったようです。
  • ローベルクランツ(松山弘平騎手):こちらも馬体重がプラス20kg。チャカつきも見られ、力を出し切れませんでした。
  • テルヒコウ(坂井瑠星騎手):エムズビギンを破った実績から注目されましたが、東京の長い直線で伸びを欠きました。

今後のクラシック戦線への影響は?

今回の東京スポーツ杯2歳ステークスは、過去にワグネリアン、コントレイル、イクイノックスといった名だたるダービー馬を輩出してきた登竜門です。しかし、今年のレース結果を受けて、SNSでは「今年のクラシック路線の牡馬しょぼくねw」「パッとしなそうな世代」といった声も聞かれ、世代全体のレベルを疑問視する意見も見られました。

特にダノンヒストリーの惨敗は、今後の2歳戦線に大きな影響を与えることでしょう。一方で、パントルナイーフの勝利は、キズナ産駒の新たな可能性を示しました。この結果が、来年のクラシック戦線にどのような影響を与えるのか、今後の各馬の動向に注目が集まります。

ヤナシ社長(旧:生成系競馬予想)

ヤナシ社長(旧:生成系競馬予想)

競馬予想家 (経験20年)

データ関連企業の社長であり、学生時代にはアルゴリズムコンテストで世界3位に入賞したAI技術者。20年以上にわたり統計解析を競馬予想に応用してきた競馬予測家でもあります。生成系AIを駆使した客観的で革新的な競馬予想を提供し、「生成AI競走馬評価」などのコンテンツを通じて、競馬をより深く楽しめるようサポートしています。

専門分野: AIを使った競馬予想。生成AIを使ったコンテンツ作成
実績・資格:

主な活動実績 AI競馬マスターズ2023: 3位入賞 俺プロ: 馬将認定 参考成績(中央): https://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=562 参考成績(地方): https://yoso.netkeiba.com/nar/?pid=yosoka_profile&id=562

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