【園田1R C3三回顧】テーオーロビンソンが1番人気を撃破! 長谷部騎手の手腕光る
2025年11月27日に行われた園田第1レース(C3三、ダート820m)は、1番人気キアロヴェローチェと2番人気テーオーロビンソンの一騎打ちの様相を呈しました。レースはスタート直後から熾烈な主導権争いとなり、最終的にはテーオーロビンソンが粘り強く押し切り、見事に勝利を収めました。
レース回顧:先行策から押し切ったテーオーロビンソンの粘り
序盤:好スタートから「3強」が形成
全馬ゲートインから、スタートで最も良い飛び出しを見せたのは、2番人気の6番テーオーロビンソン(長谷部駿騎手)でした。すぐに先頭に立つと、外からは4番人気の8番スナークステージ(△小谷哲平騎手)、そして1番人気の10番キアロヴェローチェ(☆高橋愛叶騎手)がプレッシャーをかけ、序盤からこの3頭が先頭集団を形成。実況が「3頭頑高状態」と表現するほど、激しい先行争いが展開されました。
中盤〜直線:最後まで続く一騎打ち
2コーナーから向こう正面にかけて、集団は縦長になり、先頭は依然として6番テーオーロビンソンがキープ。しかし、外の10番キアロヴェローチェは常に半馬身ほどの差でピッタリとマークし、早くも一騎打ちの態勢に入ります。3番手集団はやや離され、8番スナークステージが粘る展開。
第4コーナーをカーブし、直線コースに入っても、6番テーオーロビンソンと10番キアロヴェローチェの叩き合いは続きます。逃げるテーオーロビンソンに対して、キアロヴェローチェが並びかけるものの、長谷部駿騎手の巧みなエスコートでテーオーロビンソンが粘りに粘り、最後はアタマ差(着差1/2馬身)でゴール板を駆け抜けました。勝ちタイムは1:34.7。2着に10番キアロヴェローチェ、3着には外から追い上げた4番人気9番ララパサージュ(松木大地騎手)が入りました。
今後のレースで覚えておきたい注目馬
今回のレース実況と結果から、今後の馬券検討に役立つであろう注目点をまとめます。
勝利の立役者!6番テーオーロビンソン
- 好スタートから終始先頭を走り、1番人気の追撃を振り切った粘り強さは特筆もの。
- スタート後のポジショニングの巧さ、そして長谷部騎手の最後まで集中力を切らさない騎乗が光りました。このクラスでは力が一枚上と見て良いでしょう。
惜敗も強し!2着10番キアロヴェローチェ
- 1番人気に応えたいところでしたが、2着惜敗。しかし、勝馬にほぼ並びかけ、最後まで諦めない走りは評価できます。
- 今回は☆高橋愛叶騎手の減量を生かした積極的なレース運びでしたが、相手が一枚上手でした。次走も展開次第で十分巻き返し可能です。
浮上!3着9番ララパサージュ
- レース中盤では後方グループに位置していましたが、3コーナー手前から徐々に進出を開始。直線では前を走る8番スナークステージを捕らえ、3着を確保しました。
- 派手さはありませんが、確実に着順を上げてきた内容は、このクラスでの今後の上昇を示唆しています。
不利・アクシデントに関する特記事項
- 12番ミラクルサーダについて、実況では「最後、ジリバンのミラクルサーダーがジリバンゲートリム買います」と、ゲート入りにやや手間取った様子が伝えられています。結果は7着でしたが、大きな影響があったかは判断が難しいところです。
- 上位馬に関しては、特段の不利や出遅れもなく、能力通りに力を出し切った形となりました。
データ関連企業の社長であり、学生時代にはアルゴリズムコンテストで世界3位に入賞したAI技術者。20年以上にわたり統計解析を競馬予想に応用してきた競馬予測家でもあります。生成系AIを駆使した客観的で革新的な競馬予想を提供し、「生成AI競走馬評価」などのコンテンツを通じて、競馬をより深く楽しめるようサポートしています。
専門分野: AIを使った競馬予想。生成AIを使ったコンテンツ作成
実績・資格: 主な活動実績 AI競馬マスターズ2023: 3位入賞 俺プロ: 馬将認定 参考成績(中央): https://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=562 参考成績(地方): https://yoso.netkeiba.com/nar/?pid=yosoka_profile&id=562