【京都8R】モックモックがグランドプラージュとの激戦を制す！武豊騎手が魅せるベテランの技
2025年8月4日、京都競馬場第8レース、3歳以上2勝クラスの一戦は、白熱の攻防が繰り広げられました。最終的に武豊騎手騎乗のモックモックが、1番人気のグランドプラージュとの壮絶な叩き合いをクビ差で制し、見事勝利を飾りました。
レース回顧：先行争いから直線での激しい追い比べ
スタートは若干13番グランドプラージュが出遅れるも、すぐに巻き返して先行集団に取り付く展開。スタンド前では3番グランキングオーがハナを奪い、10番ショウナンカブト、12番エルフストラック、そして2番人気の7番モックモックが先行4頭を形成しました。
向こう正面に入ると、グランキングオーがリードを広げ、2番手以下を1馬身半ほど引き離します。その後ろにはグランドプラージュが5番手、さらにキーチパルフェ、リアルクィーンが続きました。
1000m通過は1分3秒2。ペースは淀みなく流れ、各馬が虎視眈々とチャンスを伺います。3コーナーから4コーナーにかけて、グランキングオーのリードは4分の3馬身ほどに縮まり、後続との差が詰まってきました。2番手にはショウナンカブト、そしてエルフストラックが並びかけ、その後ろからグランドプラージュがじわじわとポジションを上げていきます。
そして迎えた最後の直線。残り400mを切って、グランキングオーが再び突き放しにかかるも、外から7番モックモックが猛追。さらにその外からは1番人気のグランドプラージュが追い出しを開始し、一気に前の2頭を射程圏に入れます。
残り200m、モックモックとグランドプラージュの激しい追い比べが始まります。両馬一歩も譲らず、ゴール前ではモックモックが粘り込み、グランドプラージュをクビ差退けて優勝。3着には8番キーチパルフェが上がり、見応えのあるレースとなりました。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- 13番グランドプラージュの出遅れ： スタートで若干出遅れながらも、すぐに巻き返して2着を確保したグランドプラージュ。スタートが安定すれば、次走以降も有力な存在となるでしょう。
- 7番モックモックの勝負根性： 直線での激しい叩き合いを制したモックモックの勝負根性は特筆すべきものです。ベテラン武豊騎手の好騎乗も光りました。
- 3番グランキングオーの粘り： ハナを奪ってレースを引っ張ったグランキングオーも、直線で一旦は突き放す見せ場を作りました。今後のクラスでも展開次第では面白い存在となりそうです。
- 8番キーチパルフェの追い上げ： 3着に入ったキーチパルフェも直線で良い脚を見せました。展開が向けばさらに上位進出も期待できます。
このレースは、各馬の能力と騎手の駆け引きが凝縮された、見どころの多い一戦でした。今後のレースでも、今回好走した馬たちの動向に注目が集まることでしょう。
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