京都5R 2歳新馬戦:スカイスプレンダーが鮮烈デビュー!
2025年8月4日、京都競馬場で行われた2歳新馬戦(芝1800m)は、C.デムーロ騎手鞍上の1番人気スカイスプレンダー(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)が、後続を寄せ付けない強い競馬でデビュー戦を飾りました。レースは序盤から激しい先行争いが繰り広げられましたが、最終的には素質馬の能力が際立つ結果となりました。
スタート直後、9番スリラーナイトと8番コンゴウフジが好スタートを切る中、1番デルマフジは後方からの競馬。しかし、注目すべきは4番スカイスプレンダーの動きでした。馬群の中からじわじわと前に進出し、3番ウインカトリーヌ、2番ニシノトリビュートと横並びの先行争いに加わります。C.デムーロ騎手は無理に抑えることなく、スカイスプレンダーの行きたい気持ちを尊重し、先頭を譲りません。
向こう正面では、スカイスプレンダーが単独で先頭に立ち、9番スリラーナイトが2番手で追走。その後ろには8番コンゴウフジ、3番ウインカトリーヌ、2番ニシノトリビュートが続き、さらに7番サトノアグードも位置を上げてきます。坂を登りながらの外回りコースへ向かうところで、スカイスプレンダーとスリラーナイトの2頭が並んで坂の頂点へ。1000m通過は1分1秒4と、新馬戦としてはまずまずのペースで流れました。
3コーナーから4コーナーにかけて、スカイスプレンダーは依然として余裕のある手応え。直線に入ると、外から7番サトノアグード、さらに大外からは5番ゲフィオンが追い上げてきますが、スカイスプレンダーの脚色は衰えません。残り200mを切ってもリードは広がる一方で、C.デムーロ騎手のゴーサインに応えてさらに加速。最終的には後続に2馬身半の差をつけ、堂々たる勝利を収めました。
2着には松山弘平騎手騎乗の5番人気サトノアグード(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)が、直線で鮮やかな伸び脚を見せて入線。3着にはレーン騎手騎乗の3番人気ゲフィオン(牝2、栗東・辻野泰之厩舎)が入り、上位人気馬が実力を見せつける結果となりました。
このレースは、今後の競馬界を賑わせるであろう素質馬たちのデビュー戦として、非常に見どころの多い一戦となりました。特にスカイスプレンダーの今後の活躍には、大いに注目が集まることでしょう。