2025年8月4日、京都競馬場で行われた4R2歳新馬戦は、将来性豊かな若駒たちが集い、熱い戦いを繰り広げました。注目のレースは、武豊騎手鞍上のシュネルアンジュが激戦を制し、デビュー戦を勝利で飾りました。
スタート直後、4番フレットローソがやや出遅れるアクシデントがありましたが、内からは2番アルムアポジェ、そして外からは7番タガノシルフィーが先行争いを演じます。特に7番タガノシルフィーは外枠から一気に前に出て、リードを奪いました。
1コーナーから2コーナーにかけて、7番タガノシルフィーが先頭をキープし、リードは1馬身半。2番手には4番フレットローソがつけ、その後ろには6番シュネルアンジュが3番手の外から追走。内からは2番アルムアポジェが並びかけ、中団には5番ブルーメサンライズ、3番スターチューンが続きます。最高峰からは1番デアアテナが遅れて追走する展開となりました。
3コーナーのカーブに入ると、坂を上りながらも7番タガノシルフィーが粘りを見せ、リードは体半分に縮まります。4番フレットローソが差を詰め、3番手争いは混戦模様に。そして、4コーナーを回り直線へ。ここからがこのレースのハイライトでした。
直線に入ると、2番手から4番フレットローソが追い出しにかかり、その外からは満を持して6番シュネルアンジュが前の2頭に迫ってきます。内からは1番デアアテナ、外からは5番ブルーメサンライズも追い上げを見せますが、先頭争いは7番タガノシルフィーと6番シュネルアンジュの2頭に絞られました。
ゴール前、6番シュネルアンジュが7番タガノシルフィーに並びかけ、壮絶な叩き合いを繰り広げます。両者一歩も譲らない激しい攻防の末、わずかに6番シュネルアンジュが粘る7番タガノシルフィーを捉え、アタマ差でゴールイン!見事デビュー戦を勝利で飾りました。3着には5番ブルーメサンライズが入り、4着には4番フレットローソが続きました。
この日の京都4R2歳新馬戦は、今後の競馬界を賑わせるであろう素質馬たちの熱い戦いとなりました。各馬の次走以降の活躍にも注目が集まります。