京都2R 2歳未勝利戦:クラックショットが鮮やかな勝利!
2025年8月4日、京都競馬場2Rの2歳未勝利戦は、クリスチャン・デムーロ騎手騎乗のクラックショットが早め先頭から押し切る強い競馬で勝利を飾りました。未来のスター候補たちが集った一戦を振り返ります。
レース回顧:クラックショット、早めの仕掛けで他馬を圧倒
スタート直後、8番ナブッコがリードを奪う展開となりましたが、外から13番クラックショットが並びかけ、早くも2番手集団を形成。その後ろには12番ポッドジーク、11番ルファーダらが続きました。
向こう正面に入ると、ナブッコとクラックショットが激しい先頭争いを繰り広げます。残り1200mを通過し、隊列は縦長に。中団からは1番ロードファイターが徐々にポジションを上げてきました。
3コーナーを1分2秒4で通過し、レースは後半へ。坂を下りながら8番ナブッコが1馬身のリードを保ちますが、4コーナー手前で13番クラックショットが満を持して先頭に躍り出ます。クリスチャン・デムーロ騎手は早めに仕掛け、直線へ向かいました。
直線に入ると、クラックショットは後続を突き放しにかかります。外から11番ルファーダが懸命に追いすがるも、その差は開くばかり。内からは粘る8番ナブッコ、そして3番ピエナオルカが猛追を見せますが、クラックショットの勢いは止まりません。
残り200mでクラックショットは3~4馬身のリードを奪い、そのままゴールイン。2番手には11番ルファーダ、3番手には追い込んだ3番ピエナオルカが入り、上位を確定させました。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- クラックショット(1着):早めの仕掛けから押し切る強い内容で、未勝利戦を突破。今後も先行力を武器に、上のクラスでの活躍が期待されます。クリスチャン・デムーロ騎手とのコンビも注目です。
- ルファーダ(2着):直線で鋭い伸びを見せ、2着を確保。勝ち馬には及ばなかったものの、素質の片鱗を見せました。次走以降も要注目の一頭です。
- ピエナオルカ(3着):後方から追い込んで3着に入着。展開次第ではさらに上位を狙える可能性を秘めています。
- ポッドジーク(8着):1番人気に推されながらも8着と敗退。スタートは良かったものの、直線で伸びを欠きました。次走での巻き返しに期待したいところです。
- エクストラプッシュ(4着):スタートでタイミングが合わず、後方からの競馬となりましたが、そこから巻き返して4着に入りました。スムーズなスタートができれば、さらに着順を上げられるでしょう。
このレースは、クラックショットの強さが際立つ一戦となりました。出遅れがあったエクストラプッシュの今後の走りにも注目しつつ、次走以降の各馬の動向に期待しましょう。