レジェンドトレーナーC 白熱の京都10R! フェルヴェンテが激戦を制す!
2025年11月23日、京都競馬場10R「レジェンドトレーナーC」は、手に汗握る激しい攻防が繰り広げられました。出走馬16頭がしのぎを削る中、最終直線で抜け出したのは坂井騎手騎乗のフェルヴェンテ! 5歳牡馬が力強い末脚を披露し、見事優勝を飾りました。
レース回顧:先行争いから直線での大接戦!
スタートはややバラつきがありましたが、11番ヴェロクオーレが好スタートを切り、先頭に立ちます。内からは12番プルートマスター、2番ラブコメディも先行集団を形成。その後ろには16番ライジン、そして13番フェルヴェンテが5番手あたりで虎視眈々と前をうかがいます。
中盤、800mを通過するあたりで8番ノットファウンドが盛り返しを見せるなど、馬群は固まったまま最終コーナーへ。400mを切って、依然として11番ヴェロクオーレと16番ライジンが先頭を争う展開。その後ろからは9番ダノンスウィッチ、内からは3番ヒルノドゴールが追い上げを開始します。
そして迎えた最後の直線! 200mを切ったところで、外から満を持して13番フェルヴェンテが猛追を開始! 11番ヴェロクオーレを捉えにかかります。内からは6番セミマルも鋭い伸びを見せ、激しい叩き合いに。最終的にはフェルヴェンテが粘るヴェロクオーレを競り落とし、半馬身差でゴール板を駆け抜けました。
2着には外から追い込んだ6番セミマル、3着には最後まで粘りを見せた11番ヴェロクオーレが入着。人気のダノンスウィッチは惜しくも掲示板を外す結果となりました。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- フェルヴェンテ(1着): 坂井騎手とのコンビで、直線での勝負強さを改めて証明しました。今回の勝利で勢いに乗り、今後の重賞戦線での活躍も期待されます。
- セミマル(2着): 西村淳騎手との息もぴったりで、直線での追い込みは見事でした。展開次第ではさらに上の着順も狙えるでしょう。
- ヴェロクオーレ(3着): 高杉騎手の手綱で果敢に先行し、見せ場たっぷりのレース運びでした。粘り強さは健在で、今後のレースでも先行力を活かした競馬に注目です。
- ノットファウンド: スタートで出遅れがあったものの、中盤で盛り返す場面がありました。スムーズなスタートであれば、さらに上位争いに加わる可能性を秘めています。
今回のレジェンドトレーナーCは、各馬の持ち味が存分に発揮された見応えのある一戦となりました。今後の競馬予想に、ぜひ今回のレース結果と各馬の動向をご活用ください。