2025年11月15日に開催される第60回デイリー杯2歳ステークス(G2)の有力馬を、一週前追い切りを中心に徹底分析。クラシック戦線を占う重要な一戦で、中京2歳Sレコードホルダーのキャンディードや、重賞級の素質と評されるアドマイヤクワッズなど、素質馬12頭の状態を客観的データから精査し、未来のG1馬を見抜くための視点を提供します。
予想の前提として、まず本レースの特性と、求められる能力について分析します。
デイリー杯2歳ステークスは、単なる2歳G2以上の意味を持つ「出世重賞」として知られています。過去10年の勝ち馬からは、その後4頭がG1馬へと羽ばたいています。この事実は、本レースがフロックでは勝ち抜けず、真のG1級の素質を持つ馬を選別する機能を持っていることを示しています。したがって、分析の視点は「ここで勝てるか」だけでなく、「G1級のポテンシャルを示しているか」に置くべきです。
レースの舞台は京都競馬場の芝1600m、Bコース・右・外回りです。分析上、最も重要な要素は「外回り」であるという点です。内回りコースとは異なり、京都の外回りコースは3コーナーから4コーナーにかけてのカーブが緩やかで、最後の直線が長いという特徴があります。このコース形態は、器用さやコーナリング性能よりも、持続的なトップスピードと、ゴールまで確実に伸び続ける強靭な末脚(決め手)を要求します。過去のデータを見ても、上がり最速馬が良績を残す傾向が確認されており、直線での瞬発力と持続力の双方が試される舞台です。
京都芝1600mという舞台設定においては、特定の血統が強い影響力を持つ傾向があります。過去のデータではディープインパクト系やロードカナロア系が高い勝率を示しています。今年の登録馬12頭の血統表を見ると、この傾向は色濃く反映されています。
有力馬の多くがこれらの血統背景を持っており、コース適性の高さが血統面からも裏付けられています。
レース一週間前にあたる11月5日(水)および6日(木)に実施された追い切りは、各馬の仕上がりを判断する上で最も重要な指標となります。
今年の登録馬の調教アプローチは、大きく二分されました。栗東ウッドチップ(CW)コースで長めの距離を踏み、スタミナと終いの反応を試されたグループと、栗東坂路(もしくは美浦W)でパワーと瞬発力を重点的に調整されたグループです。
CW組は京都外回りの長い直線に対応するためのスタミナと持続力を、坂路組は瞬時の加速力(決め手)を試されたと分析できます。特にCW組の最終1Fのラップタイムは、直線でのパフォーマンスに直結する重要なデータとなります。
調教評価において、併せ馬(シミュレートされたレース)の結果は、現在の状態を比較する上で客観的な優劣を示します。今回の一週前追い切りでは、その結果が明確に分かれました。
先着(高評価)
これら4頭は、併せた相手を明確に凌駕しており、高い状態と勝負根性を示しています。特にアドマイヤクワッズとアスミルは、格上馬を相手に圧巻の動きを見せました。
同入(標準評価)
これらは調教メニューをプラン通りに消化したことを示し、順調と評価できます。
遅れ(懸念材料)
エイシンディードは格上相手の先行であり情状酌量の余地はありますが、マイケルバローズが「新馬」を相手に追走して0.5秒も遅れた事実は、深刻なマイナス材料です。これは後述する「本調子には今一息」という調教短評をデータ面から裏付けています。
| 馬名 | 日付 | コース | 5F(4F) | 3F(2F) | 1F(1F) | 短評 | 併せ馬結果 (相手) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アイガーリー | 11/5(水) | 栗CW | 67.4 | 36.9(11.7) | 11.7 | 動きスムーズ | クビ先着 (新馬) |
| アスミル | 11/5(水) | 栗CW | 68.3 | 37.3(11.5) | 11.5 | 元気一杯 | 0.1秒先着 (古馬3勝) |
| アドマイヤクワッズ | 11/5(水) | 栗CW | 65.9 | 37.2(11.2) | 11.2 | 推進力ある走り | 0.6秒先着 (古馬1勝) |
| エイシンディード | 11/5(水) | 栗CW | 67.5 | 36.7(11.3) | 11.3 | 順調に乗る | クビ遅れ (古馬3勝) |
| カヴァレリッツォ | 11/5(水) | 栗坂 | – | – (27.1) | 13.2 | 久々も好気配 | 併せ馬なし |
| ガリレア | 11/5(水) | 美W | 68.8 | 40.1(13.1) | 13.1 | 攻め動かぬタイプ | 併せ馬なし |
| キャンディード | 11/5(水) | 栗CW | 65.6 | 37.4(11.9) | 11.9 | 好時計で先着 | 0.5秒先着 (二歳未勝) |
| グッドピース | 11/5(水) | 栗坂 | – | – (25.4) | 12.1 | 終いの伸び良 | 併せ馬なし |
| サーディンラン | 11/5(水) | 栗CW | 69.3 | 37.5(12.2) | 12.2 | 僅かな遅れ心配無 | 同入 (古馬3勝) |
| スターオブロンドン | 11/6(木) | 栗坂 | – | – (24.9) | 12.4 | (短評記載なし) | 併せ馬なし |
| プレダトゥール | 11/5(水) | 栗坂 | – | – (25.6) | 13.0 | 動き軽快 | 同入 (新馬) |
| マイケルバローズ | 11/5(水) | 栗CW | 66.4 | 36.6(11.3) | 11.3 | 本調子には今一息 | 0.5秒遅れ (新馬) |
前述の分析を踏まえ、登録馬12頭の個別の能力と状態をコラム形式で分析します。
分析タイトル:中京2歳Sレコード樹立の「異次元の末脚」
一週前追い切り評価: 11月5日(水)、栗東CWコースにて北村友一騎手が騎乗。時計は5F 65.6秒 – 最終1F 11.9秒。ケンタッキーホーム(二歳未勝)を内から1.1秒追走し、楽に0.5秒先着しました。「好時計で先着」という評価通り、非常に高いレベルで状態を維持していることが示されます。10月29日の2週前追い切りでも「馬なり軽快11秒9」を記録し、松下師から「大きくなって、少し背も伸びていそう」と順調な成長が報告されています。
前走パフォーマンス分析: 前走の中京2歳S(G3)は、圧巻の内容でした。レース分析によれば、直線で「レースの上がりを1秒上回る異次元のキレ」を発揮。従来のレコードを1.0秒も更新する、1分19秒4という「驚愕の2歳レコードを樹立」しました。北村友騎手も「いい意味で気が抜けて、リラックスしてリズム良く運べた」「それが追っての反応につながった」とコメントしており、高いレースセンスも証明済みです。
総合所見: 全登録馬の中で、最も鮮烈な「実績」を持つ馬です。中京2歳Sで見せた「異次元」と評される末脚は、G1級のポテンシャルを明確に示しています。一週前追い切りでも好時計で先着し、状態面に死角は見当たりません。京都外回りの長い直線は、この馬の爆発的な末脚を最大限に活かす絶好の舞台と分析されます。10月24日にはデイリー杯2歳Sでの重賞連勝を目指すことが報じられており、陣営の期待も高い一頭です。
分析タイトル:「重賞級」の評価を裏付ける「11.2秒」の衝撃
一週前追い切り評価: 11月5日(水)、栗東CWコースで坂井瑠星騎手が騎乗。5F 65.9秒という好時計から、最終1Fは11.2秒という驚異的なラップタイムを記録しました。これは出走馬中最速の上がりタイムです。併せ馬ではジュンライデン(古馬1勝)を内から1.1秒追走し、0.6秒も突き放す圧巻の走りを見せました。「推進力ある走り」という短評も、この時計と支配的な動きを強く裏付けています。
前走パフォーマンス分析: 10月18日の東京新馬戦(芝1800m)を勝利。このデビュー戦は、内容が極めて優秀です。ある分析によれば、この勝利は「重賞級のレベルであることは間違いない」と断言されています。その根拠は、東京芝1800mの2歳新馬戦において「レースのラスト1Fが11秒2以内であり、かつ自身の上がり3Fが34秒7以内」という条件をクリアした点にあります。これは過去にドウデュースやクロノジェネシスといったG1馬しか達成していない稀有な記録です。
総合所見: 「重賞級」と評価された根拠である「11.2秒」というラップを、今回の一週前追い切りで再び叩き出しました。これは、新馬戦のパフォーマンスが単なる偶然ではなく、この馬が本質的に備えているG1級の能力であることを示す強力なデータです。キャンディードが「実績」の筆頭ならば、この馬は「物差し(パフォーマンスレコード)」でG1級。CWでの圧倒的な動きは、本番での再現を強く期待させます。
分析タイトル:唯一のG3覇者、函館2歳Sからの臨戦態勢
一週前追い切り評価: 11月5日(水)、栗東CWコースで高杉吏騎手が騎乗。5F 67.5秒から、最終1F 11.3秒と時計自体は非常にシャープです。しかし、併せ馬の内容が課題です。ハンベルジャイト(古馬3勝)の外で0.8秒先行したものの、最後は「クビ遅れ」を喫しました。
前走パフォーマンス分析: 前走は7月20日の函館2歳S(G3)。約4ヶ月ぶりの実戦となります。前走は初芝ながら「労せずにハナを切る」と、楽な逃げからそのまま押し切って勝利。R.キング騎手は「強かったですね」とコメントしています。10月15日の時点で「エイシンディード(牡)は、デイリー杯2歳S(11月15、京都、GⅡ、芝1600メートル)を目指す」と報じられており、本レースは早くからの目標でした。
総合所見: 登録馬で唯一の重賞ウィナーであり、実績は最上位です。しかし、久々の実戦となる今回、一週前追い切りで格上とはいえ併せ馬に「遅れ」を取った事実は、割引材料となる可能性があります。最終1F 11.3秒の時計は出ているため、「順調に乗る」という評価通り仕上がり自体は進んでいますが、トップフォームにあるか否かは慎重な見極めが必要です。
分析タイトル:「攻め動かぬタイプ」のG3・2着馬
一週前追い切り評価: 11月5日(水)、美浦Wコースで実施。5F 68.8秒、最終1F 13.1秒。この時計自体は平凡であり、強調できるものではありません。しかし、ここで重要なのは「攻め動かぬタイプ」という短評です。
前走パフォーマンス分析: 前走はサウジアラビアRC(G3)で2着と好走。この実績は、キャンディードに次ぐものです。杉原誠騎手は「直線で開くのに時間がかかってもったいなかった」と、スムーズさを欠きながらの2着であったことを示唆しつつ、「(インで溜める)こういう競馬ができたのは収穫」と、レース内容に確かな手応えを感じています。
総合所見: G3・2着という高い実績と、一週前追い切りの平凡な時計(1F 13.1秒)が示すデータは、一見すると矛盾しています。これは、この馬が典型的な「調教駆けしない実戦タイプ」であることを示しています。「攻め動かぬタイプ」という評価が、時計の遅さを補完する重要なデータとなります。前走で見せたインでの立ち回りと鋭い伸び脚は本物であり、調教時計の数字だけで評価を判断してはならない一頭です。
分析タイトル:「本調子には今一息」の苦しい現状
一週前追い切り評価: 11月5日(水)、栗東CWコースで岩田望来騎手が騎乗。5F 66.4秒、最終1F 11.3秒と、時計の数字だけを見ればシャープです。しかし、内容は深刻です。併せ馬でアクセス(新馬)の内から0.4秒追走したものの、ゴール前で「0.5秒遅れ」を喫しました。相手は未出走の「新馬」であり、この完敗は明確なマイナス材料です。短評も「本調子には今一息」と、状態の上がらなさをストレートに指摘しています。
前走パフォーマンス分析: 前走は中京2歳S(G3)で3着。レース分析によれば、ハイペースに付き合わず内を攻めて一旦は先頭に立つも、「突き抜けた2頭(キャンディードとスターアニス)が強すぎた」と、上位2頭とは決定的な能力差があったことが示されています。
総合所見: 前走でキャンディードとの決定的な「差」を露呈してしまった上、今回の一週前追い切りでは「新馬に0.5秒遅れ」「本調子には今一息」と、ネガティブなデータが揃いました。これらの客観的データからは、前走以上のパフォーマンスを期待するのは困難と分析せざるを得ません。
分析タイトル:「いいエンジン」を持つ、久々の好気配
一週前追い切り評価: 11月5日(水)、栗東坂路でC.デムーロ騎手が騎乗。3F 27.1秒、最終1F 13.2秒。時計は非常に遅く、負荷をかけたものではありません。しかし、これは騎手が感触を確かめるための調整であり、短評は「久々も好気配」とポジティブな評価が下されています。
前走パフォーマンス分析: 8月31日の中京新馬戦(約2ヶ月半ぶり)を勝利。北村友騎手は「いいエンジンを持っている馬」と素質を高く評価しています。レース内容も、馬込みでなだめるほどの行きっぷりから、直線で内が開くと「あっという間に突き抜けた」と、高い瞬発力を示しています。
総合所見: 坂路の1F 13.2秒という時計は、一見すると不安材料です。しかし、新馬戦で見せた「突き抜ける」ほどの「いいエンジン」と、今回の「好気配」という質的評価を重視すべきです。明らかに時計を出さず、馬の感触を確かめる調整であり、秘めたる瞬発力はデータ上からも明らかです。軽視は禁物です。
分析タイトル:データが示す「決め手」の一貫性
一週前追い切り評価: 11月5日(水)、栗東坂路で西村淳也騎手が騎乗。3F 25.4秒、最終1F 12.1秒と、坂路としては鋭い伸びを見せました。「終いの伸び良」との評価通り、力強いキックが確認できます。
前走パフォーマンス分析: 9月20日の阪神新馬戦を勝利。西村淳騎手は「いい馬ですね。なんでもできそうな感じ」と万能性を高く評価。レース分析メモには「センスが良くて決め手もある」と、レース内容が記されています。
総合所見: この馬の分析データは「決め手」という一点で一貫しています。新馬戦で「決め手もある」と評され、今回の一週前追い切りでも「終いの伸び良」と、その最大の武器に磨きがかかっていることが確認できます。京都外回りが「決め手」を要するコースであることを踏まえると、この馬のコース適性は高いと判断できます。
分析タイトル:「動きスムーズ」な優等生タイプ
一週前追い切り評価: 11月5日(水)、栗東CWコースで実施。5F 67.4秒、最終1F 11.7秒。併せ馬ではマイラヴノリピー(新馬)に外から0.3秒先行し、「クビ先着」しました。時計もシャープであり、「動きスムーズ」という評価通りの、欠点のない優等生な内容です。
前走パフォーマンス分析: 9月15日の阪神新馬戦を勝利。菱田裕騎手は「性格はとても素直。乗りやすかったし、まっすぐに走ってくれました」と、その卓越した操縦性の高さを絶賛しています。
総合所見: データが示すのは「派手さ」ではなく「堅実さ」です。新馬戦で「素直」「まっすぐ走る」と評された高い操縦性と、追い切りでの「スムーズ」な動き、そして併せ馬での「先着」という勝負強さ。2歳戦では気性的な弱さがしばしば勝敗を分けますが、この馬にはその心配がデータ上見当たりません。信頼性の高い一頭と言えるでしょう。
分析タイトル:追い切り絶好も、「右回り」への適性が最大の鍵
一週前追い切り評価: 11月5日(水)、栗東CWコースで実施。5F 68.3秒、最終1F 11.5秒。特筆すべきは併せ馬の内容です。メイショウズイウン(古馬3勝)を内から0.2秒追走し、「0.1秒先着」しました。格上馬を破る極めて優秀な内容であり、「元気一杯」の評価も当然と言えます。
前走パフォーマンス分析: 10月26日の新潟未勝利戦を勝利。松本大騎手は「最後は接戦でしたが、よく凌いでくれました」と勝負根性を評価した後、「左回りが合いますね」と明確にコメントしています。
総合所見: 最大の分析ポイントは「データ間の矛盾」です。一週前追い切りは、格上馬を破る11.5秒のラップで、文句なしの最高評価。しかし、前走の騎手コメントは「左回りが合う」と、今回の舞台である「右回り」の京都コースへの適性に明確な疑問符を投げかけています。この馬の評価は、絶好の調教データを取るか、ジョッキーの適性に関するコメントを取るかで、真っ二つに分かれることになります。
分析タイトル:「心配無」と評価される堅実な調整
一週前追い切り評価: 11月5日(水)、栗東CWコースで実施。5F 69.3秒、最終1F 12.2秒。ヒルノハンブルク(古馬3勝)の外で先行し、「同入」しました。時計は目立ちませんが、格上馬と互角に併走できており、短評も「僅かな遅れ心配無」と、順調な調整をアピールしています。
前走パフォーマンス分析: 10月19日の京都未勝利戦を勝利。「早めからセーフティリードを取る形」で押し切っており、松山弘騎手は「強かったです」と、着差以上の内容であったことをコメントしています。
総合所見: データは「堅実」の一言に尽きます。格上馬と同入、前走は「強い」内容。キャンディードやアドマイヤクワッズのようなG1級の派手なデータはないものの、マイナスとなる要素も一切見当たらない、安定した一頭です。
分析タイトル:「上積み」を秘める、軽快な動き
一週前追い切り評価: 11月5日(水)、栗東坂路で実施。3F 25.6秒、最終1F 13.0秒。時計は遅めですが、短評は「動き軽快」とポジティブです。併せ馬はトンデトンデトンデ(新馬)と先行して「同入」しました。
前走パフォーマンス分析: 9月28日の阪神新馬戦を勝利。亀田温騎手は「調教をやる毎に良くなっていましたし、まだ余裕のあるなかだったので、上積みもありそうです」と、大きな将来性を示唆しています。
総合所見: 追い切り時計は平凡ですが、新馬戦の「上積みもありそう」というコメントが分析の鍵となります。カヴァレリッツォと同様、坂路で時計を出さず、「軽快」な動きで馬のポテンシャルを引き出す調整法と見られます。データ上の「伸びしろ」は随一であり、変わり身が期待されます。
分析タイトル:課題の「バランス」は解消されたか
一週前追い切り評価: 11月6日(木)、栗東坂路で実施。登録馬中、唯一の木曜追いとなりました。3F 24.9秒、最終1F 12.4秒と、時計は水準レベルをクリアしています。ただし、重要な点として、この馬の「追い切り短評」の記載がデータ上ありません。
前走パフォーマンス分析: 8月30日のすずらん賞(OP)で6着。レース分析メモには「スタート後から内にモタれ気味でバランスはあまり良くなかった」「直線を向いて脚は使えなかった」と、レースにならなかった致命的な課題が記されています。
総合所見: ポジティブなデータが極めて乏しい状況です。前走では「バランスの悪さ」という明確な敗因が示されました。今回の一週前追い切りは、時計こそ24.9-12.4秒と出ていますが、その走りの質を評価する「短評」が存在しないため、前走の根本的な課題が解消されたかどうか、現在のデータからは判断が不可能です。