2025年11月30日(日)に開催される第45回ジャパンカップ(GⅠ・東京芝2400m)の枠順が確定しました。今年の注目は、凱旋門賞からの参戦で大きな注目を集めるクロワデュノールが引いた枠順です。競馬ファンが集う掲示板では、その枠順を巡り「JRAによる忖度ではないか」という陰謀論も飛び交い、大きな議論が巻き起こっています。
以下が確定した枠順です。特に人気が予想される有力馬の配置が、スレッド内で「露骨な操作ではないか」と物議を醸しています。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ジャスティンパレス | C.デムーロ |
| 1 | 2 | クロワデュノール | 北村友 |
| 2 | 3 | コスモキュランダ | 丹内 |
| 2 | 4 | ディープモンスター | 松山 |
| 3 | 5 | サンライズアース | 池添 |
| 3 | 6 | ホウオウビスケッツ | 岩田康 |
| 4 | 7 | ダノンベルーガ | 佐々木 |
| 4 | 8 | カランダガン | バルザローナ |
| 5 | 9 | セイウンハーデス | 津村 |
| 5 | 10 | シュトルーヴェ | 菅原明 |
| 6 | 11 | アドマイヤテラ | 川田 |
| 6 | 12 | ヨーホーレイク | 岩田望 |
| 7 | 13 | ブレイディヴェーグ | マーカンド |
| 7 | 14 | ダノンデサイル | 戸崎 |
| 8 | 15 | マスカレードボール | ルメール |
| 8 | 16 | シンエンペラー | 坂井 |
| 8 | 17 | ドゥレッツァ | プーシャン |
| 8 | 18 | タスティエーラ | レーン |
競馬ファンが最も注目したのは、クロワデュノール(1枠2番)の枠順です。過去のアーモンドアイ、コントレイル、イクイノックスといった名馬が好走した内枠、しかも偶数番という絶好のポジションに収まったことで、ファンからは「スタートが得意なクロワに内枠は絶好」「勝ち確」といった期待の声が爆発しました。一部からは、「JRAがクロワを勝たせるためのコントレイル枠だ」と、露骨な優遇を指摘する意見も出るほどの「神枠」と評価されています。
一方、ダービー馬タスティエーラ(8枠18番)、オークス馬マスカレードボール(8枠15番)、昨年好走したシンエンペラー(8枠16番)といった有力馬が軒並み外枠に配置されました。スレッド内では「露骨なクロワ忖度枠」「外枠勢は厳しい」といった声が多く、外枠勢の距離ロスや展開の不利を心配する見方が強まっています。特にタスティエーラに関しては、「差せる脚がないのに大外は厳しい」との指摘がありました。
枠順確定直後にファンから寄せられた、枠順に対する様々な意見をまとめました。
今回の枠順により、レース展開は内枠勢が主導権を握る公算が高まりました。クロワデュノールは得意のスタートからインの好位を確保し、東京の長い直線で抜け出すという理想的な展開が予想されます。これに対し、外枠の有力馬がこの内枠有利の状況をどう打破するのか、騎手の駆け引きにも注目が集まります。凱旋門賞からの厳しいローテーションを乗り越えたクロワデュノールの真価が問われる、世紀の一戦となりそうです。
本記事の元となったスレッドはこちらです。