2025年11月30日、東京競馬場で行われた第45回ジャパンカップ(GⅠ・芝2400m)は、史上稀に見る波乱と興奮のレースとなりました。レースは発走直後の落馬、大逃げによる超ハイペース、そしてゴール後の複数騎手落馬と、終始激動の展開。その中で、フランスの強豪カランダガン(Calandagan)が日本のトップホースたちを撃破し、20年ぶりとなる外国馬の優勝という歴史的快挙を成し遂げました。さらに、この激走はアーモンドアイが保持していた日本レコードをも更新する超高速決着となりました。
この日のジャパンカップは、スタート直後から予期せぬ波乱に見舞われました。まず、有力馬の一角、アドマイヤテラに騎乗していた川田将雅騎手が落馬。アドマイヤテラは空馬(カラ馬)となり、レースの行方に大きな影を落としました。
さらに、セイウンハーデスが前半1000mを驚異的な57.6秒という超ハイペースで大逃げを敢行。津村明秀騎手によるこの予想外のペースアップは、後続の先行勢の戦略を完全に狂わせました。多くの実況スレッドではこのハイペースに驚きの声が上がり、結果として末脚に自信を持つ馬たちにとって有利な展開を作り出しました。
衝撃的な展開の中、新たな王者に輝いたのは仏国のカランダガン(C.バルザローナ騎手)でした。中団から機を伺ったカランダガンは、直線で一気にギアを上げ、上がり3ハロン(600m)を33.2秒という驚異的な最速タイムで駆け上がり、激しい叩き合いを制しました。
この勝利は、2005年のアルカセット以来、20年ぶりとなる外国馬によるジャパンカップ制覇という歴史的快挙です。カランダガンは、超高速馬場とハイペースの恩恵を最大限に活かし、従来の記録を塗り替える日本レコードを樹立。陣営は優勝賞金に加え、300万ドルの褒賞金も獲得しました(来年以降は500万ドルに増額予定)。日本の競馬ファンにとっても、「久しぶりに海外の強豪を見た」と、満足度の高い一戦となりました。
カランダガンに続いたのは、昨年の天皇賞(秋)覇者マスカレードボール(2着)、そしてダービー馬のダノンデサイル(3着)でした。両馬ともハイペースの中、強靭な粘りを見せ、レースを盛り上げました。
しかし、ゴール直後に再びアクシデントが発生。マスカレードボール(C.ルメール騎手)とダノンデサイル(戸崎圭太騎手)が、前を走っていた空馬アドマイヤテラを避けようとして接触し、両騎手が落馬する事態となりました。戸崎騎手は左膝を負傷しながらもレースを振り返ったと報じられていますが、マスカレードボールの馬体への影響が懸念されています。
上位は、クロワデュノール(4着)、昨年の天皇賞馬ジャスティンパレス(5着)が入り、結果として7着までをGⅠ馬が占めるという、実力馬たちが底力を見せる力勝負の側面も色濃く出たレースでした。
落馬、超ハイペース、空馬、レコード更新、そして外国馬優勝と、まさに「激動のジャパンカップ」となった本レース。来年以降の賞金増額により、さらに海外の有力馬参戦が期待される、ジャパンカップの未来にとって重要な一戦となりました。
当日の白熱した議論と現地の熱狂は、以下のスレッドでも語られています。
参考URL: 11/30(日) 第45回ジャパンカップ(GⅠ) part6
| 着順 | 馬名 | 騎手 | 上がり3F |
|---|---|---|---|
| 1着 | カランダガン(Calandagan) | C.バルザローナ | 33.2 |
| 2着 | マスカレードボール | C.ルメール | 33.4 |
| 3着 | ダノンデサイル | 戸崎圭太 | 不明 |
| 4着 | クロワデュノール | 北村友一 | 不明 |
| 5着 | ジャスティンパレス | C.デムーロ | 33.5 |
※上がり3Fタイムはスレッド投稿内容(30, 173)に基づくものです。正式な着順・タイムはJRA発表をご確認ください。