【レース回顧】まっ鷹ね~?女幹部4周年杯(2歳) – オレノコクオウが力強い勝利!
2025年11月23日、帯広競馬場にて「まっ鷹ね~?女幹部4周年杯(2歳)」が開催されました。火が落ちたナイター競馬の中、若き2歳馬たちが熱い戦いを繰り広げました。
レース展開
スタート直後、各馬は横並びで第一障害へ向かいます。内枠の2番ジェイノヒメが先手を取り、スムーズに第一障害を降りました。しかし、中盤では多くの馬がペースを落とし、特にフェスタクィーンは最後方からの追走となりました。第一障害と第二障害の間では、5番スターノチカラ、6番オレノコクオウ、3番キョウエイジェットが先行争いを演じますが、ここでも馬たちが一時停止する場面が見られ、レースは一進一退の攻防となります。
第2障害の手前には、前半52秒というペースで到達。ここで3番キョウエイジェットが果敢に挑戦を開始し、6番オレノコクオウ、5番スターノチカラもこれに続きます。第2障害を越えた時点では、3番キョウエイジェットと6番オレノコクオウが並んで先頭に立ち、5番スターノチカラが3番手で追走。その後方には8番レッドウンカイ、4番ハートキング、2番ジェイノヒメが続きました。
劇的なゴール前
残り30メートルを通過すると、6番オレノコクオウが力強く抜け出し、単独先頭に立ちます。2番手争いは、3番キョウエイジェット、8番レッドウンカイ、5番スターノチカラ、そして2番ジェイノヒメが激しく競り合いました。しかし、キョウエイジェットがここで失速し、前は一気にオレノコクオウが突き放します。
最終的に、6番オレノコクオウが堂々の一着でゴール!鈴木恵介騎手と槻舘重人調教師のコンビが見事な勝利を飾りました。2番手争いは熾烈を極め、一度は止まりかけた5番スターノチカラが立て直し、見事2着を確保。8番レッドウンカイが3着に入りました。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- 第1・第2障害での馬の停止:今回のレースでは、多くの馬が障害手前や中間で一時停止する場面が見られました。これは2歳馬特有の経験不足や、馬場の状態、または馬の気性によるものと考えられます。今後のレースでは、これらの馬が障害をスムーズに越えられるかどうかが鍵となるでしょう。
- オレノコクオウの安定感:6番オレノコクオウは、先行集団で常に上位をキープし、最終障害後の伸びも抜群でした。今後も2歳戦線での活躍が期待されます。
- スターノチカラの粘り:2着に入った5番スターノチカラは、一度は苦しい状況に陥りながらも、最後まで粘り強い走りを見せました。精神力の強さが光る一頭であり、今後の成長が楽しみです。
- キョウエイジェットの課題:先行しながらも最終盤で失速した3番キョウエイジェットは、スタミナ面や勝負どころでの集中力に課題を残しました。次走での改善に注目です。
2歳馬たちの熱い戦いが繰り広げられた「まっ鷹ね~?女幹部4周年杯」。今後のばんえい競馬を彩るであろう若き星たちの活躍に、引き続きご注目ください!