本日は「かおり誕生日おめでとう記念」の第9競争、B41組の9頭立てが行われました。白熱したレース展開の模様を、実況と結果から振り返ります。
レース回顧:激戦を制したのはジェイホースサン!
スタート直後、2番のジェイホースサンと外からは8番のブラックウンカイが並び、7番のジェイエクスプレスと共に第一障害をクリアしていきます。3番のプラチナガールもわずかの差で追走しました。
中盤では6番のサカノヒメリュウが先行するも、8番のブラックウンカイが先頭に立ちますが、ここで一度止まります。内からは2番のジェイホースサン、そして7番のジェイエクスプレスが続きました。外からは9番のミンナノユメヲノセも前へ上がってきましたが、こちらも止まる場面が見られました。
ほとんどの馬が固まって進む中、5番のミヤビハヤブサ、3番のプラチナガール、4番のジェイクイン、そして最内からは1番のベルンシュタインが続きます。第一障害の中間点を過ぎ、各馬が刻みながら進む中、2番のジェイホースサンがわずかに先行しますが、ここでも止まる馬が。
外から9番のミンナノユメヲノセが先頭に立ち、第二障害手前へ。前間53秒というペースで、後方各馬もほとんど差がなく集団を形成し、いよいよ第二障害へ一斉に仕掛けていきます。
第二障害では、9番のミンナノユメヲノセ、2番のジェイホースサン、プラチナガール、そして真ん中からは5番のミヤビハヤブサが仕掛けます。ここで5番のミヤビハヤブサが先頭に立ち、1馬身のリードを奪います。続いて6番のサカノヒメリュウ、2番のジェイホースサン、プラチナガール、9番のミンナノユメヲノセ、4番のジェイクインと続きました。
残り30メートル、5番のミヤビハヤブサが先頭を維持し、力強く粘ります。しかし残り10メートルで、内から2番のジェイホースサン、そこから6番のサカノヒメリュウ、さらには8番のブラックウンカイが猛追!
最後の直線、5番のミヤビハヤブサはここで止まってしまいます。激しい追い比べの末、2番のジェイホースサンが1着、6番のサカノヒメリュウが2着、そして8番のブラックウンカイが3着となりました。
今後のレースで覚えておきたい内容
- ミヤビハヤブサの粘り強さと課題: 第二障害を越えて先頭に立ち、残り30メートルまで粘りを見せた5番のミヤビハヤブサですが、最後の最後に止まってしまい5着という結果になりました。能力の高さは伺えるものの、終盤のスタミナ配分が今後の課題となるでしょう。
- ジェイホースサンの勝負強さ: レース中盤で一度止まる場面がありながらも、最後の直線で差し脚を伸ばし見事な勝利を飾った2番のジェイホースサン。勝負どころでの集中力と末脚は注目に値します。
- サカノヒメリュウの安定した走り: 常に上位争いに絡み、2着に入った6番のサカノヒメリュウ。安定した走りは次走以降も期待が持てます。
- ブラックウンカイの追い上げ: 序盤から先行し、一度は先頭に立つも止まる場面があった8番のブラックウンカイですが、最後は3着に食い込む追い上げを見せました。今後の成長が楽しみな一頭です。
本日の「かおり誕生日おめでとう記念」は、最後まで目の離せない白熱したレースとなりました。出走馬たちの今後の活躍にも期待が高まります。