本日の水沢競馬場、第2競争C2クラスは、手に汗握る接戦が繰り広げられました。出走馬10頭が51秒台の激しいタイムでゴールを駆け抜け、観客を魅了しました。
レース回想:マジカルキャンディが鮮やかな差し切り勝ち!
スタート直後、内枠から好ダッシュを見せたのは2番ソノバシノギ。軽快なフットワークで先頭に立ち、レースを引っ張ります。その外からは6番マジカルキャンディが虎視眈々と前を伺い、4番アルピナセブンも内からじわじわとポジションを上げて中団に控えます。9番グッドヘイローが600mを通過するあたりで中団に位置し、後方には1番ラブカマクフィー、そして最高峰には10番プリティペルが続きました。
3コーナーから4コーナーにかけて、先頭の2番ソノバシノギは依然として2馬身ほどのリードを保ち、2番手には外の6番マジカルキャンディが並びかけ、内からは4番アルピナセブンが食らいつきます。直線に入ると、2番ソノバシノギが1馬身のリードで粘り込みを図りますが、ここで外から6番マジカルキャンディが猛然と追い上げを開始!残り200mでついにソノバシノギに並びかけ、激しい叩き合いを演じます。間に割って入ろうとする4番アルピナセブンも懸命に脚を伸ばしますが、先頭は入れ替わり、6番マジカルキャンディが力強く抜け出しました。
最終的に6番マジカルキャンディが勝利を収め、2番ソノバシノギが2着、4番アルピナセブンが3着という結果になりました。マジカルキャンディは鮮やかな差し切り勝ちで、その実力を存分に発揮しました。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- マジカルキャンディ: 直線での末脚は目を見張るものがありました。今日の勝利でさらに自信をつけたことでしょう。今後のレースでも注目すべき存在です。
- ソノバシノギ: 惜しくも2着に敗れましたが、先行して粘り強くレースを運ぶ能力は健在です。展開次第では次走での巻き返しも十分に期待できます。
- レトワールダムール: 2番人気に推されながらも6着と敗れました。レース運び自体に大きな不利があったようには見えませんが、今回の結果を次走にどう活かしてくるか、調整に注目が集まります。
- プリティペル: 最高峰からの競馬となり、見せ場なく終わりました。スタートから後手に回る形となり、このクラスでは厳しい展開となりました。今後の課題は明確でしょう。
今回のレースは、各馬の持ち味と課題が浮き彫りになる一戦となりました。今後の水沢競馬からも目が離せません。