2025年10月26日に開催されたクラシック三冠最終戦「第86回菊花賞(G1)」のレース結果と出走馬情報です。C.ルメール騎手騎乗の1番人気エネルジコが最後の直線で力強く抜け出し、G1初制覇を達成しました。2着には川田将雅騎手のエリキングが入り、3着はエキサイトバイオでした。本記事では、レース結果と全18頭の出走馬データをまとめています。
この記事の要点
- 優勝: 9番 エネルジコ (C.ルメール騎手)
- 2着: 15番 エリキング (川田将雅騎手)
- 3着: 14番 エキサイトバイオ (荻野極騎手)
- 勝ちタイム: 3分4秒0
- 1番人気のエネルジコが人気に応え、G1初制覇を飾りました。
- C.ルメール騎手は菊花賞3連覇を達成しました。
2025年 菊花賞 レース結果
2025年10月26日に京都競馬場で行われた菊花賞の着順は以下の通りです。
- 1着: 9番 エネルジコ
- 2着: 15番 エリキング
- 3着: 14番 エキサイトバイオ
※3着は写真判定の結果、14番エキサイトバイオが入りました。
2025年 菊花賞 全頭出走馬一覧
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | 馬体重(増減) | 単勝オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | コーチェラバレー | 牡3 | 57.0 | 西村淳 | 安田 | 438(-4) | 162.2 | 15 |
| 1 | 2 | アマキヒ | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭 | 国枝 | 492(0) | 43.0 | 11 |
| 2 | 3 | ライトトラック | 牡3 | 57.0 | 和田竜 | 友道 | 474(-4) | 44.9 | 12 |
| 2 | 4 | ヤマニンブークリエ | 牡3 | 57.0 | 横山典 | 松永幹 | 516(0) | 13.8 | 7 |
| 3 | 5 | ジョバンニ | 牡3 | 57.0 | 松山 | 杉山晴 | 478(+2) | 11.8 | 6 |
| 3 | 6 | ミラージュナイト | 牡3 | 57.0 | 藤岡佑 | 辻野 | 492(+6) | 19.5 | 9 |
| 4 | 7 | ショウヘイ | 牡3 | 57.0 | 岩田望 | 友道 | 472(+8) | 7.8 | 3 |
| 4 | 8 | レクスノヴァス | 牡3 | 57.0 | 横山和 | 上村 | 484(-6) | 22.9 | 10 |
| 5 | 9 | エネルジコ | 牡3 | 57.0 | ルメール | 高柳瑞 | 456(-12) | 3.7 | 1 |
| 5 | 10 | ジーティーアダマン | 牡3 | 57.0 | 北村友 | 上村 | 492(0) | 97.5 | 14 |
| 6 | 11 | マイユニバース | 牡3 | 57.0 | 武豊 | 武幸 | 464(-2) | 8.7 | 4 |
| 6 | 12 | ゲルチュタール | 牡3 | 57.0 | 坂井 | 杉山晴 | 524(+8) | 9.1 | 5 |
| 7 | 13 | アロンディ | 牡3 | 57.0 | 団野 | 武英 | 452(0) | 195.1 | 17 |
| 7 | 14 | エキサイトバイオ | 牡3 | 57.0 | 荻野極 | 今野 | 480(+8) | 77.0 | 13 |
| 7 | 15 | エリキング | 牡3 | 57.0 | 川田 | 中内田 | 508(-2) | 4.2 | 2 |
| 8 | 16 | ラーシャローム | 牡3 | 57.0 | 岩田康 | 奥村武 | 470(-8) | 163.5 | 16 |
| 8 | 17 | レイヤードレッド | 牡3 | 57.0 | 嶋田 | 手塚久 | 484(+8) | 243.4 | 18 |
| 8 | 18 | レッドバンデ | 牡3 | 57.0 | 佐々木 | 大竹 | 482(-4) | 19.0 | 8 |
出典: netkeiba.com
レース展開・実況概要
雨が降り、やや重の馬場コンディションで行われた今年の菊花賞。スタート後、10番ジーティーアダマンが先手を主張し、レースを引っ張ります。14番エキサイトバイオ、4番ヤマニンブークリエらが先行集団を形成し、1000m通過は1分0秒8と淀みないペースで流れました。
1番人気のエネルジコは中団後方、2番人気のエリキングはさらに後ろに控え、3000mの長丁場を見据えてじっくりと脚を溜める展開。2度目の坂を越え、レースが動き出したのは3コーナー手前。各馬が進出を開始する中、エネルジコも外からポジションを上げていきました。
最後の直線に入ると、先行していたエキサイトバイオが粘り込みを図りますが、外から力強く伸びてきた9番エネルジコが残り200m付近で先頭に立ち、そのまま後続を突き放してゴール。後方から追い込んだ15番エリキングが2着を確保し、3着には粘った14番エキサイトバイオが入りました。
勝ったエネルジコは、春のクラシックを回避した悔しさを晴らす見事なG1初制覇。鞍上のC.ルメール騎手は史上初となる菊花賞3連覇の偉業を達成しました。


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