2025年10月19日
2025年10月19日、京都競馬場で開催された第30回秋華賞(G1)は、C.ルメール騎手騎乗のエンブロイダリーが見事な差し切り勝ちを収め、桜花賞に続く牝馬二冠を達成しました。本記事では、レース結果やレース展開、全出走馬の着順とオッズを詳しく解説します。
この記事の要点
- 優勝は2番人気のエンブロイダリー、桜花賞に続き牝馬二冠を達成。
- 2着には逃げ粘った武豊騎手のエリカエクスプレスが入線。
- 3着には6番人気の伏兵パラディレーヌが追い込み健闘。
- 1番人気に支持されたカムニャックは着外に沈む結果となった。
- 勝ちタイムは1分58秒3(良馬場)。
2025年 秋華賞の結果
2025年10月19日に京都競馬場で行われた第30回秋華賞(G1・芝2000m)の着順は以下の通りです。
着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 |
---|---|---|---|
1着 | 11 | エンブロイダリー | C.ルメール |
2着 | 10 | エリカエクスプレス | 武豊 |
3着 | 18 | パラディレーヌ | 丹内祐次 |
- 勝ちタイム: 1:58.3
- 上がり4F: 47.0
- 上がり3F: 35.3
レース展開(実況ハイライト)
レースは波乱の展開となりました。各馬の動きを実況から振り返ります。
スタートから道中
全18頭、揃ったスタートを見せました。先行争いではダノンフェアレディ、ケリフレッドアスクが前に出る中、10番エリカエクスプレスがハナを切り、レースを引っ張る展開に。1番人気のカムニャックは4番手、桜花賞馬エンブロイダリーはその直後につける形で1〜2コーナーを通過しました。
向こう正面に入ると、エリカエクスプレスが2馬身のリードを保ち、1000m通過は59秒4の平均ペース。エンブロイダリーはカムニャックをマークする形で中団好位を追走し、最後の直線に備えました。
最終直線からゴール
第4コーナーをカーブし直線へ。逃げるエリカエクスプレスが後続を突き放しにかかりますが、外からエンブロイダリーが力強く脚を伸ばし、一気に差を詰めました。残り100mで先頭に立つと、そのままゴールイン。見事な末脚で桜花賞に続く二冠を達成しました。
2着には粘りきったエリカエクスプレス、3着には大外から追い込んできたパラディレーヌが入りました。一方、1番人気のカムニャックは直線で伸びを欠き、後方へと沈みました。
出走馬・単勝オッズ一覧
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ダノンフェアレディ | 牝3 | 55.0 | 坂井 | 18.8 | 7 |
1 | 2 | ルージュソリテール | 牝3 | 55.0 | 北村友 | 44.3 | 12 |
2 | 3 | ジョスラン | 牝3 | 55.0 | 岩田望 | 12.2 | 4 |
2 | 4 | レーゼドラマ | 牝3 | 55.0 | 藤岡佑 | 80.1 | 15 |
3 | 5 | ブラウンラチェット | 牝3 | 55.0 | 池添 | 48.0 | 13 |
3 | 6 | ケリフレッドアスク | 牝3 | 55.0 | 西塚 | 42.7 | 11 |
4 | 7 | クリノメイ | 牝3 | 55.0 | 酒井 | 176.8 | 17 |
4 | 8 | テレサ | 牝3 | 55.0 | 松山 | 19.6 | 8 |
5 | 9 | マピュース | 牝3 | 55.0 | 横山武 | 30.3 | 10 |
5 | 10 | エリカエクスプレス | 牝3 | 55.0 | 武豊 | 14.9 | 5 |
6 | 11 | エンブロイダリー | 牝3 | 55.0 | ルメール | 5.5 | 2 |
6 | 12 | ヴーレヴー | 牝3 | 55.0 | 菱田 | 121.4 | 16 |
7 | 13 | セナスタイル | 牝3 | 55.0 | 岩田康 | 10.0 | 3 |
7 | 14 | ビップデイジー | 牝3 | 55.0 | 西村淳 | 24.5 | 9 |
7 | 15 | インヴォーグ | 牝3 | 55.0 | 団野 | 54.8 | 14 |
8 | 16 | ランフォーヴァウ | 牝3 | 55.0 | 小崎 | 341.2 | 18 |
8 | 17 | カムニャック | 牝3 | 55.0 | 川田 | 2.1 | 1 |
8 | 18 | パラディレーヌ | 牝3 | 55.0 | 丹内 | 18.4 | 6 |
出典: netkeiba.com
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