ダイヤモンドS追い切り診断:ヴェルミセルの京都記念からの巻き返しなるか?

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ダイヤモンドS追い切り診断:ヴェルミセルの京都記念からの巻き返しなるか?

**2025年のダイヤモンドステークス(GIII)**が東京競馬場で開催されます。 長距離ハンデ重賞であるこのレースで、ヴェルミセルがどのような走りを見せるのか、追い切り診断を中心に徹底分析します。 特に、前走の京都記念での結果を踏まえ、東京コースへの適性や平坦コースでのパフォーマンスに焦点を当て、巻き返しなるかを探ります。

菊花賞2着からの挑戦

ヴェルミセルは、前走のG1菊花賞で2着に入線し、その実力を証明しました. デビューからの7戦を含め、2走前の新潟内回りコースではトップフォームをすぐに引き出せていませんでした. ダイナミックな脚捌きと広い可動域を持つ一方で、安定した走路で長く追わせる必要があり、踏み込みの強さが安定しない現状では、多少のアップダウンでも走りが崩れる要因となっていました.

京都のアップダウンが仇に?

菊花賞では、アーバンシックとの決着となり、京都のアップダウンへの対応が課題となりました. ペース的には早めに動き出して体の準備をしたかったものの、一度押し上げた後の下り坂で大きくバランスを崩し、残り100mを切るまでまともなフォームで走れませんでした. スムーズにこなせていれば勝っていた可能性もあり、現状は平坦なコースの方が良いと言えます.

東京コースへの適性

ヴェルミセルにとって、東京コースは京都ほど勾配のキツイ下り坂がないため、安定した好走が期待できます. 広いコースと長い直線は、同馬のダイナミックな脚捌きと可動域の広さを最大限に活かせる舞台となります。

平坦コースでのトップフォーム

デビューからの7戦を振り返ると、ヴェルミセルは平坦コースでこそトップフォームを引き出せる可能性を秘めています. 1週前の追い切りでは、美浦のウッドコースで6ハロン80.9秒、ラスト1ハロン11.8秒をマークしました. 終始軽めの調整が続いている中で、この休養で大きく変わったところはなさそうですが、日曜日に強めに坂路でやった時には今まで出したことがないラスト1ハロン11秒台のラップを刻んでおり、バランス面での強化が伺えます. 最終追い切りの動きを見るのが楽しみです.

陣営のコメント

吉村師は、「併せ馬で、やり過ぎないようにした。今、成長していますよ。ハンデ戦なので期待してます」とコメントしています.

まとめ

ヴェルミセルは、菊花賞2着の実力馬であり、東京コースへの適性も高く、平坦コースでトップフォームを引き出せる可能性を秘めています. バランス面での強化も見られ、今回のダイヤモンドステークスでの巻き返しに期待が高まります。

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