【フェアリーS 2025 追い切り】有力馬徹底分析!データと動画で読み解く追い切り評価とレース展望

最新レース予想

いよいよ2025年1月12日(日)に中山競馬場で行われるフェアリーS(GⅢ)。桜花賞へ向けた重要なステップレースとして、3歳牝馬によるハイレベルな争いが予想されます。

今回は、フェアリーS 2025の出走馬の追い切り情報、特に注目の有力馬の評価を、データや動画を交えながら徹底的に分析していきます。

フェアリーS 2025とは?

フェアリーSは、3歳牝馬限定の重賞レースです。桜花賞(GⅠ)と同じ中山競馬場の芝1600mで行われ、クラシックへ向けた重要なステップレースとして位置付けられています。近年では、早期に賞金加算をしてクラシックに備えるという戦略が主流となっており、フェアリーSで好成績を収めることは、牝馬クラシック戦線を占う上で非常に重要です。  

中山競馬場の特徴

舞台となる中山競馬場の芝1600mは、直線が短く、下り坂とコーナーの多いトリッキーなコースです。 特に、向正面から直線入り口にかけての下り坂は、馬が息を入れるタイミングを奪いやすく、レース展開に大きな影響を与えます。 若くて経験の浅い馬にとってはこのコースを攻略するのが難しく、波乱が起こりやすい傾向にあります。  

レース展開と騎手戦略

中山芝1600mでは、先行馬が有利とされています。 内枠からスムーズに先行し、直線で早めに抜け出す競馬が理想です。 しかし、ペースや馬場状態によって展開は大きく変わるため、騎手の判断力と馬の対応力が問われるコースと言えるでしょう。  

フェアリーS 2025 注目馬の追い切り評価

netkeiba、スポニチ、ウマニティなどの競馬ニュースサイトやYouTubeの競馬チャンネルから収集した情報をもとに、主要な出走馬の追い切り評価をまとめました。

馬名 オッズ 追い切り評価 特記事項 各サイトのコメント
エリカエクスプレス 3.2 A 坂路単走で馬なりながら力強い走り。 陣営は「うなるような動き」と高評価。
レイユール 5.5 A 3頭併せで半馬身先着。動きに力強さがあり、状態は前走以上。 前走の阪神JF(GⅠ)では7着と敗れたものの、巻き返しに期待。
ホウオウガイア 5.9 S 3頭併せの真ん中で抜群の伸びを見せる。ラスト1F11秒3をマーク。 初マイル戦に向けて態勢は万全。
ジャルディニエ 10.4 B 最終追い切りは軽めだったが、動きは良好。
マイスターヴェルク 13.5 B 前走はレベルの高いレースで4着と健闘。中山コースへの適性も高い。 2024年の2歳マイル路線でハイレベルなレースで4着と好走しており、侮れない存在。
ニシノラヴァンダ 16.2 A 小気味いいフットワークで、確実に仕上がった。 函館2歳S(GⅢ)以来、約半年の休養明け。
エストゥペンダ 17 C
ティラトーレ 20.5 A 前走は中山芝1600mでコースレコードを記録。 能力は高く、GⅢならチャンス十分。
ルージュミレネール 21 C
ミーントゥビー 23 B 前走の阪神JF(GⅠ)では収穫あり。GⅢならチャンス十分。
モルティフレーバー 24.2 C
ミラーダカリエンテ 33 C
ハードワーカー 33.6 C 2025年の中央競馬のテーマ「Hello, Special Times.」に合致する可能性あり。
ネーブルオレンジ 35.8 C
レモンバーム 79.8 C
キタノクニカラ 84.7 C

  

追い切り評価の基準

  • S: 抜群の動き。状態は万全。
  • A: 好調。勝ち負けを期待できる状態。
  • B: まずまず。順調にきている。
  • C: 情報不足、または評価が低い。

過去のレースデータ分析

フェアリーSは、過去15年のデータを見ると、1番人気馬の勝率は13.3%、連対率は13.3%、複勝率は46.7%と、信頼度は高くありません。 つまり、波乱が起こりやすいレースと言えます。  

枠順に関しては、8枠の成績が良く、勝率20.0%、連対率33.3%、複勝率40.0%と好成績を収めています。  

また、前走が重賞だった馬の成績を分析すると、関東馬は好走する傾向がある一方、関西馬は苦戦しています。 例えば、2021年には関東馬のテンハッピーローズが3着に入っていますが、関西馬は条件に関係なく全て着外に敗れています。 重賞出走後の関東馬は、若い馬にとって大きな負担になるのだと推測できます。  

さらに、阪神JF(GⅠ)からの参戦馬にも注目です。近年では、阪神JFで好走した馬がフェアリーSでも好成績を収めるケースが増えています。例えば、2024年のミーントゥビーは、阪神JFで6着と健闘し、フェアリーSでも上位人気が予想されます。  

レース展望

今回のフェアリーSは、例年以上に混戦模様です。

追い切りの動きが良かったエリカエクスプレス、レイユール、ホウオウガイア、ニシノラヴァンダあたりが上位人気になりそうですが、一筋縄ではいかないでしょう。

穴馬としては、前走で中山芝1600mのコースレコードを記録したティラトーレ、阪神JFで収穫のあったミーントゥビーなどが面白そうです。  

馬場状態や展開、枠順なども考慮して、最終的な判断を下したいところです。

まとめ

今回は、フェアリーS 2025の追い切り情報やレース展望について解説しました。

この記事が、皆様の競馬予想の一助になれば幸いです。

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