浦和競馬お買い得馬予想
気象情報
極めて過酷な猛暑条件下での開催。スタミナとレース後の回復力に大きな負荷。
レース条件分析
本日のお買い得馬サマリー
レース | 印 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 想定勝率 | 想定複勝率 | 本紙の見解 |
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浦和1R | ◎ | 6 | 6 | サンライズテソロ | 26% | 68% | 抜群の安定感、複勝圏の軸として信頼 |
浦和2R | ◎ | 2 | 2 | ビランチャ | 25% | 59% | 新馬戦。血統と厩舎力に期待、先行力魅力 |
浦和3R | ◎ | 3 | 3 | セーブルラヴ | 19% | 62% | 新馬戦。好調教と血統背景から上位争い必至 |
浦和4R | ◎ | 6 | 6 | ハヌマーンビーチ | 9% | 67% | 勝ち切れないが相手なりに走る、3着内候補 |
浦和5R | ◎ | 3 | 3 | ジャヌウブ | 27% | 62% | 浦和巧者、自在な脚質で展開不問 |
浦和6R | ◎ | 3 | 3 | チェスナットドレス | 10% | 67% | 叩き良化型、末脚堅実で展開向けば一発 |
浦和7R | ◎ | 6 | 6 | リュラグリーン | 10% | 64% | 浦和転入で一変の可能性、追込脚に注意 |
浦和8R | ◎ | 7 | 7 | サヨノフトゥーラ | 10% | 65% | 叩き2戦目での前進に期待、相手弱化で好機 |
浦和9R | ◎ | 5 | 5 | カミノワ | 10% | 73% | 浦和1400mで実績、高い複勝率が示す信頼性 |
浦和10R | ◎ | 2 | 2 | スーパーロゴ | 28% | 69% | 浦和コースとの相性抜群、先行力で押し切る |
浦和11R | ◎ | 6 | 7 | エリコーハク | 27% | 63% | 800mのスペシャリスト、スピード断然 |
浦和12R | ◎ | 7 | 10 | ナイトレインボー | 10% | 67% | 長距離適性あり、スタミナ勝負で浮上 |
各レース展望と推奨馬詳細分析
レース展望
C3級の馬による1400m戦。戦績が不安定な馬が多く、波乱の要素を多分に含む。1番人気は2番のマルノアンナ(想定オッズ2.6倍)で先行策が示唆されている。マルノアンナの逃げ・先行を後続が捕えられるかどうかが鍵。
推奨馬:⑥ サンライズテソロ
本レースで軸馬として推奨するのは6枠6番のサンライズテソロ。驚異的な安定性が最大の魅力。近走の成績を振り返ると、6月25日の浦和1400m戦では5番人気ながら2着に好走、勝ち馬とはわずか0.1秒差だった。
68%という極めて高い想定複勝率は、3着以内に好走する可能性が非常に高いことを示唆。C3級のような低級クラスでは、相手なりに堅実に走り大崩れしないタイプは極めて貴重な存在。浦和コースの1400mから1500mを熟知しており、小回りで直線の短い浦和のトリッキーなコース形態に対する適性は申し分ない。
レース展望
2歳馬によるデビュー戦。距離は800mの電撃戦。新馬戦では調教師の実績、血統背景、追い切りでの動き、鞍上の手腕が重視される。3番のエンペラーウェザーが2.7倍で1番人気。800mという短距離戦では、ゲートでの出足と二の脚の速さが勝敗を大きく左右する。
推奨馬:② ビランチャ
能力が未知数な新馬戦において、2枠2番のビランチャを自信を持って推奨。管理するのは南関東競馬を代表するトップトレーナー、小久保智調教師。小久保厩舎は浦和コースで圧倒的な成績を誇り、今年の勝率は20.6%、昨年は27.5%に達する。
本馬が2024年の北海道サマーセールにおいて1,650万円という高値で取引された事実も見逃せない。これは馬体の出来や血統背景が高く評価された証であり、陣営の期待の大きさを物語っている。展開予想では先行策が示唆されており、スタートからスピードが求められる800m戦において理想的な脚質。
レース展開
C3級から一つクラスが上がり、メンバーのレベルも向上。1番テーオーダムール(3.4倍)、5番グレートスピリット(3.5倍)、11番エアシャロウ(4.8倍)の3頭が人気を分け合う混戦模様。本紙推奨のジャヌウブが逃げを打ち、他の有力馬がそれを追う形が予想される。
推奨馬:③ ジャヌウブ
激戦が予想されるこの一戦で、3枠3番のジャヌウブを本命に推す。最大の強みは浦和コースへの高い適性と、先行して粘り込むレースセンス。直近の6月24日の浦和1500m戦では、スタートからハナを奪うと、そのまま一度も先頭を譲ることなく逃げ切り勝ちを収めた。
この時の勝ちタイム1分36秒2は優秀であり、2着馬に1.0秒もの差をつける圧勝だった。通算成績を見ても、これまで挙げた2勝はいずれも浦和の1400mまたは1500m戦で、いずれも逃げ切り勝ち。まさに浦和のスペシャリストと言える。想定オッズでは15.2倍の6番人気と評価は低いが、前走の快勝劇がまだ十分に反映されていないためだろう。
レース展望
メインレースは「七夕月特別」、B2・B3クラスの選抜馬による800mの超短距離戦。スピード自慢が集結し、息もつかせぬ攻防が繰り広げられる。人気は5番トッキーホレット(3.4倍)と本紙推奨の7番エリコーハク(同3.4倍)が分け合う形。展開予想では、エリコーハクの単騎逃げが示唆されている。
推奨馬:⑦ エリコーハク
この舞台設定ならば、この馬を置いて他に本命はいない。7枠7番のエリコーハクを絶対の軸と見る。本馬は浦和800mというニッチな条件に特化したスペシャリスト。その戦績は圧巻の一言で、生涯成績36戦14勝、2着9回で、連対率(2着以内率)は63.9%に達する。
特に、距離を短距離に絞ってからのパフォーマンスは驚異的で、近5走中3勝を挙げている。その勝ち方は全て、スタートから先頭に立ってそのまま押し切る「逃げ切り」である。浦和のタイトなコーナーと短い直線では、一度ハナに立った快速馬を捕まえるのは至難の業。ライバルと目されるトッキーホレットは差し馬であり、展開利は完全にエリコーハクにある。