12頭立てのハイペース展開を読んだ差し馬選択。調教評価では「楽に楽に入ってきて、体の張りも非常によく映る。仕上がりに不安はない。世代トップレベルの実力」と最大級の賛辞。

1600mでは7戦して2勝4連対と距離延長に強く、父ベルシャザール×母父シニスターミニスターの血統背景もダートのパワーとスタミナを強力に裏付けている。通常不利とされる差し脚質も、展開が向けば最大の強みとなる。

JRAオープンクラス勝利馬がC3クラスに登場する反則的なクラスアドバンテージ。リステッド競走ジャニュアリーステークス制覇の実績を持ち、通算で6,500万円以上の賞金を獲得。

高知転入後は2戦2勝の完璧な成績。6月8日の1300m戦では道中1-1-1-1と完璧な逃げ切り勝ち、続く7月6日の800m戦でも圧勝。中西達也厩舎と岡遼太郎騎手の師弟コンビで、このクラスでは圧倒的な能力差で勝ち切る。

JRAからの転入後、着実に能力を開花させてきたタイプ。高知移籍後の近4走の成績は2着、2着、1着、2着と常に勝ち負けに絡んでおり、馬券の信頼度は非常に高い。

2025年6月22日には1400m戦で待望の移籍後初勝利を挙げ、完全に軌道に乗ったことを証明。本馬の脚質は「差し」で、勝利したレースでは道中4-4-4-3と中団からレースを進め、直線で抜け出す競馬を得意としている。

JRAでオープンクラスの総武ステークスを制し、7,700万円以上の中央獲得賞金を誇る実績断然の存在。このC3クラスにおいては、アティードと並ぶ、あるいはそれ以上のクラスアドバンテージを持つ。

高知転入後の成績も安定しており、近5走で1勝、2着2回、3着1回と常に上位を確保。注目すべきは7月6日の前走で見せたパフォーマンスで、これまで中長距離を主戦場としてきた本馬が800mの電撃戦に出走し、僅差の2着に好走した。

JRAからの転入後、高知の地で完全に覚醒したのがこのメイショウヒューマ。そのパフォーマンスは圧巻の一言で、現在の充実度をもってすれば、B級の壁も問題なく乗り越えられる。

高知移籍後の戦績は5戦して4勝、2着1回で連対を外しておらず、まさに敵なしの状態。その勝ちっぷりも多彩で、2走前の1400m戦では1.2秒差をつける圧勝、前走の1300m戦では道中3番手から鋭く抜け出して勝利と、レース展開に応じた戦い方ができる自在性がある。

本日の推奨馬の中で、最も分析的な妙味に富むのがこのファルコンビーク。近走成績だけを見れば、7着、10着、5着、5着、6着と到底本命視できるものではないが、その凡走の裏に隠された本質的な能力と、今回のレースにおける決定的な好転材料を見出すことができる。

彼はかつて南関東の重賞である川崎マイラーズを制した実力馬であり、地方競馬で7,400万円以上の賞金を獲得している。この実績は、B-3クラスでは完全に別格である。今回の「騎手強化」という最大の変動要素で、高知リーディングNo.1の永森大智騎手が配された。

通算30戦1勝という戦績は一見すると強調材料に乏しいが、この馬の真価は、その数字の裏にある近走の確かな成長と、今回与えられた有利な条件との組み合わせに見出すことができる。

近5走の成績は2着、4着、4着、4着、3着で、勝ち切れてはいないものの常に掲示板を確保する安定感を見せ始めている。本馬の推奨を決定づける最大の要因は、鞍上の近藤翔月騎手がもたらす52kgという軽量での出走で、これは他馬より2kgから5kgのアドバンテージを意味する。