【ライデンリーダー記念 妙味 2024年】オッズとデータで徹底分析！波乱を呼ぶ伏兵馬は？

ライデンリーダー記念とは？

ライデンリーダー記念は、笠松競馬場で開催される2歳馬限定の重賞競走です。2024年は12月30日(月)に開催予定で、距離はダート1400m、1着賞金は600万円となっています。 レース名の由来となった「ライデンリーダー」は、1990年代に笠松競馬場で活躍した名牝です。中央競馬のGIIレースである報知杯4歳牝馬特別を制覇するなど、輝かしい成績を残しました。  

2024年のライデンリーダー記念は、北陸・東海地区交流競走として、笠松所属馬だけでなく金沢所属馬の出走も可能となりました。 また、距離も昨年までの1600mから1400mに短縮されています。 これらの変更点により、レース展開や有力馬の顔ぶれにも変化が生じることが予想されます。  

過去データから見るライデンリーダー記念

笠松競馬場は、直線が短く、先行馬が有利なコースとして知られています。 過去10年のライデンリーダー記念の結果を振り返ると、逃げ・先行馬の好走が目立ち、人気馬が順当に好走する傾向にありますが、波乱が起こる可能性も秘めています。2020年のフーククリスタルのように、3番人気以下の馬が優勝するケースもあるため、オッズの妙味に着目した馬券戦略も有効と言えるでしょう。  

表1 過去10年のライデンリーダー記念における枠番別成績

表2 過去10年のライデンリーダー記念における人気別成績

表3 過去10年のライデンリーダー記念における脚質別成績

ライデンリーダー記念 2024 注目馬

ケイズレーヴ（牡2、愛知・榎屋充厩舎）

オッズ：4.3倍  

本命に推したいのは、ケイズレーヴです。父はアメリカのG1馬ブリックスアンドモルタル、母はレコードチェイサーという血統。 これまで6戦3勝と安定した成績を残しており、2歳重賞のネクストスター名古屋では3着、セレクトゴールド第3戦では優勝と、重賞レースでも好走しています。 前走のゴールドウィング賞ではスタートで後手を踏むも、3コーナーから内側を突いて追い上げ、3着に入りました。 距離短縮はプラスに働くと考えられ、持ち前の末脚が活きる展開になれば、ここでも勝ち負けになるでしょう。騎乗するのは木之前葵騎手。 若手ながら愛知競馬で活躍しており、2024年には重賞勝利も挙げています。先行力のある馬で、積極的にレースを運ぶ騎乗スタイルです。 ケイズレーヴのスピードを活かした競馬をしてくれると期待します。  

エバーシンス（牝2、愛知・角田輝也厩舎）

オッズ：4.6倍  

対抗は、エバーシンスです。父はダートG1を7勝したホッコータルマエ、母はサンバディという血統。 前走のラブミーチャン記念では、後方から一気に追い込み、見事優勝を飾りました。 今回は重賞連勝がかかります。ラブミーチャン記念と同じ笠松競馬場でのレースであり、コース適性は証明済みです。 引き続き細川智史騎手が騎乗することも心強く、ここでも上位争いが期待できます。  

プチプラージュ（牝2、笠松・笹野博司厩舎）

オッズ：5.7倍  

3番手には、プチプラージュを挙げます。父はストロングリターン、母はラッシュストームという血統。 金沢シンデレラカップを制覇しており、重賞勝ちの実績があります。 前走のラブミーチャン記念では、2番人気で2着と好走しました。 今回は鞍上が渡辺竜也騎手に替わります。 渡辺騎手は笠松競馬場で高い連対率を誇っており、 プチプラージュの持ち味を引き出してくれるでしょう。  

オッズの妙味がある伏兵馬

ゴーゴーバースデイ（牝2、笠松・後藤佑耶厩舎）

オッズ：43.1倍  

ゴーゴーバースデイは、父アメリカンペイトリオット、母パティシエールという血統。 前走のラブミーチャン記念では、果敢に先手を奪うも、直線で失速し7着に敗れました。 しかし、今回は距離が1400mに短縮されます。 前走で見せたスピードを活かせれば、粘り込みも可能でしょう。オッズは高めですが、馬券妙味のある一頭です。騎乗するのは、笠松所属の明星晴大騎手。 積極的な騎乗で知られており、ゴーゴーバースデイの持ち味であるスピードを最大限に引き出してくれるでしょう。  

コパノエミリア（牝2、笠松・後藤正義厩舎）

オッズ：5.9倍  

コパノエミリアは、父コパノリッキー、母アンジェラスベルという血統。 重賞レースでは、ブロッサムカップ、フローラルカップでともに3着に入っています。 前走のラブミーチャン記念では、1番人気に支持されながらも3着に敗退。 今回は巻き返しを図りたいところです。騎乗するのは向山牧騎手。 笠松競馬のリーディングジョッキーの一人で、安定した成績を残しています。 コパノエミリアの能力を最大限に引き出し、上位進出を狙います。  

ライデンリーダー記念 2024 予想のポイント

笠松競馬場は直線が短く、先行馬が有利なコースです。 過去10年の結果では、逃げ・先行馬の好走が目立ちます。ただし、人気馬が順当に好走する傾向にありながらも、波乱が起こる可能性も秘めています。オッズの妙味に着目した馬券戦略も有効と言えるでしょう。  

ライデンリーダー記念 2024 出走馬一覧

結論

ライデンリーダー記念2024は、実力馬が揃った一戦となりそうです。笠松競馬場のコースの特徴を考えると、先行馬が有利と予想されます。

本命はケイズレーヴ。前走のゴールドウィング賞では、スタートで後手を踏む不利がありながらも3着と好走しました。 今回は距離短縮となり、 先行して持ち味であるスピードを活かす競馬ができれば、押し切り勝ちも十分に考えられます。  

対抗にはエバーシンス。前走のラブミーチャン記念を勝利しており、重賞勝ちの実績があります。 笠松コースへの適性も高く、 今回も好走が期待できます。  

単穴はプチプラージュ。金沢シンデレラカップを制しており、重賞ウィナーの仲間入りを果たしました。 前走のラブミーチャン記念では2着と好走しており、 ここでも上位争いに加わってくるでしょう。  

伏兵馬として注目したいのは、ゴーゴーバースデイとコパノエミリアです。ゴーゴーバースデイは前走で敗退しているものの、距離短縮がプラスに働く可能性があり、43.1倍という高オッズは過小評価されていると言えるでしょう。 コパノエミリアは重賞で好走しているものの、前走の敗退から人気を落としており、5.9倍というオッズには妙味があります。  

• 本命◎ ケイズレーヴ
• 対抗〇 エバーシンス
• 単穴▲ プチプラージュ
• 連下△ ゴーゴーバースデイ
• 連下△ コパノエミリア

ライデンリーダー記念 2024 レース展開予想

ケイズレーヴ、ゴーゴーバースデイ、プチプラージュといったスピードのある馬が揃っており、ハイペースでのレース展開が予想されます。先行争いは激しくなりそうですが、その中でうまく流れに乗ることができれば、ケイズレーヴが逃げ切り勝ちを収める可能性も十分にあります。

一方、エバーシンスは、持ち前の末脚を活かして後方から追い込んでくる競馬が予想されます。 コパノエミリアは、先行集団を見ながら、直線で鋭く伸びてくるでしょう。  

予想コメント

2歳馬のレースということもあり、展開や各馬の状態によって結果が大きく左右される可能性があります。しかし、今回の分析を参考に、ぜひ馬券検討を楽しんでみてください。