【有馬記念2024】出走馬陣営インタビュー!ドウデュース、ベラジオオペラ、レガレイラ…各陣営の熱い思いに迫る!
いよいよ年末の風物詩、グランプリレース「有馬記念」が12月22日に中山競馬場で行われます。今年は、現役最強馬ドウデュースの引退レース、大阪杯覇者ベラジオオペラ、ダービー馬ダノンデサイル、菊花賞馬アーバンシックなど、超豪華メンバーが集結。まさに、競馬ファン必見の一戦と言えるでしょう。
今回は、各馬の調教師と騎手のインタビューから、レースへの意気込みや、ライバル馬への思い、そしてファンへのメッセージなどをまとめました。それぞれの陣営の熱い思いを感じてください!
(東スポレースチャンネルにアップロードされている動画を要約した内容を元に記事を作成していいます。)
ドウデュース陣営「最高の形で締めくくりたい」
現役最強馬ドウデュースは、この有馬記念を最後にターフを去ります。ジャパンカップを連覇し、まさに絶頂期での引退。友道調教師は「レースごとに最高の状態を更新している印象。20年以上調教師をやってきたが、ドウデュースのように成長してくれる馬は初めて」と、その成長ぶりに驚きを隠せません。
武豊騎手も「ドウデュースの末脚がすごかった」「ドウデュースのように成長してくれる馬は初めて」と、その強さを改めて実感している様子。ドウデュースとの思い出として、ダービーを勝ったことが印象に残っていると語っています。
ドウデュースは、多くのファンに愛され、競馬界を盛り上げてきた名馬です。友道調教師、武豊騎手共に、最高の形で有終の美を飾りたいという強い思いを語っています。
友道調教師のコメント
史上最高の投票数で有馬記念を迎えられることを嬉しく思う。素晴らしいメンバーが揃ったので、良いレースを作りたい。
武豊騎手のコメント
ドウデュースは競馬の世界を盛り上げてきた馬。最後も勝って終わりたい。
ベラジオオペラ陣営「グランプリ制覇へ! 」
今年の大阪杯を制したベラジオオペラ。上村調教師は「スタートの良さ、操縦性の良さ、どんな競馬にも対応できる柔軟性」を強みとして挙げ、グランプリレースで多くのファンに支持されていることに応えたいと語りました。
横山和生騎手は、ベラジオオペラについて「操縦性が高くどんな競馬でもできる馬」と評価し、中山2500mという舞台は初めてだが、ベラジオオペラなら克服してくれると期待を寄せています。
ファン投票3位という高い期待に応えたいという思いと、ベラジオオペラと共に良い結果を出したいという強い決意を示しています。
上村調教師のコメント
グランプリレースで多くのファンに支持されていることに応えたい。
横山和生騎手のコメント
ファン投票3位という高い期待に応えたい。ベラジオオペラと共に良い結果を出したい。
レガレイラ陣営「本来の力を取り戻して!」
昨年のホープフルステークス覇者レガレイラ。しかし、その後は勝ち星から遠ざかっています。木村調教師は「レガレイラが本来の力を出せていないことをファンに詫びる」と謝罪しつつも、「戸崎騎手を起用し、アグレッシブなレース運びをしたい」と巻き返しを誓います。
戸崎騎手は、調教でレガレイラの状態の良さを感じたと語り、「気分良く走ることができれば、ホープフルステークスで見せたような素晴らしい走りをしてくれる」と期待を込めています。
3歳牝馬で古馬との対戦、そして距離が課題となるものの、中山コースの実績と斤量の優位性を生かしたいと、両者とも意気込んでいます。
木村調教師のコメント
レガレイラ本来の姿を取り戻せるように尽力したい。
戸崎騎手のコメント
10年前のジェンティルドンナでの有馬記念制覇の思い出を語り、レガレイラとのコンビで、楽しく良い走りができたらいいなと思っています。
アーバンシック陣営「菊花賞馬の真価を問う!」
菊花賞を制したアーバンシック。武井調教師は「セントライト記念後、肉体的にも精神的にも成長し、高い状態を維持している」と、その成長に太鼓判を押します。
ルメール騎手は「セントライト記念、菊花賞と勝利を重ね、さらに成長し、良い状態を維持している」と、アーバンシックの状態の良さに自信を見せています。
アーバンシックは菊花賞を制覇したものの、他の3歳馬との力関係はまだはっきりしておらず、有馬記念で古馬と対戦することで、その実力が明らかになると期待されています。
武井調教師のコメント
2歳の頃から素質を感じていた。この秋からパフォーマンスを出せるようになり、菊花賞を勝ってさらに成長した状態でグランプリに臨める。
ルメール騎手のコメント
今年の有馬記念は素晴らしいメンバーが揃っている。アーバンシックの能力を高く評価し、勝利に自信を見せています。
ダノンデサイル陣営「古馬相手にどこまでやれるか」
今年の日本ダービーを制したダノンデサイル。安田調教師は「ダノンデサイルにとってこの1年は、継続的に能力を発揮できるようにするための学習を意識してきた1年だった」と振り返ります。
有馬記念では初めての古馬相手、さらに先輩ダービー馬のドウデュースとの対戦となりますが、「ダノンデサイルの雰囲気だけを求めて調教してきた」と、自然体でレースに臨む姿勢を見せています。
ファン投票第2位という支持を得られたことに感謝し、初めての古馬でこれだけメンバーが揃った中でのレースは、ダノンデサイルにとって今まで経験したことのないぐらいタフなレースになると予想しながらも、そのレースに対応できる準備はしていると述べ、ダノンデサイルらしい走りを見せたいと締めくくっています。
安田調教師のコメント
初めての古馬でこれだけメンバーが揃った中でのレースは、ダノンデサイルにとって今まで経験したことのないぐらいタフなレースになる。ダノンデサイルらしい走りを見せたい。
最後に
どの陣営も、それぞれの思いを胸に、有馬記念に挑みます。ドウデュースのラストラン、ベラジオオペラのグランプリ制覇、レガレイラの復活、アーバンシックの真価、ダノンデサイルの挑戦… 様々なドラマが生まれる予感に、今から胸が高鳴ります。
12月22日、中山競馬場。世紀の一戦をお見逃しなく!