年末年始は競馬が熱い! 地方競馬ファン待望のビッグレース、金沢ファンセレクトカップ2024が12月28日に金沢競馬場で開催されます! ファン投票と記者選抜によって選ばれた精鋭たちが、ダート1500mで激突するこのレース。実力伯仲のメンバーが揃い、波乱の予感も漂う中、今回は「オッズの妙味」に着目し、高配当を掴むための予想を展開していきます。
金沢ファンセレクトカップは、北陸地方を代表する金沢競馬場で開催される地方競馬の重賞レースです。 2024年で移転50周年を迎える金沢競馬場を盛り上げるため、ファン投票によって出走馬の一部が選出されるのが特徴です。 ファン投票は、金沢競馬場の公式ウェブサイトやX(旧Twitter)で実施され、多くのファンが熱い思いを込めて、自分の応援する馬に投票しました。 また、記者選抜では、競馬専門紙やスポーツ新聞の記者が、独自の視点で実力馬を選出します。
レースは、3歳以上の馬が出走可能で、距離はダート1500m。 1着賞金は300万円、2着賞金は96万円、3着賞金は48万円と、高額な賞金が用意されています。 過去の優勝馬には、地方競馬を代表する名馬たちが名を連ねており、2023年はハクサンアマゾネスが優勝しました。 今年のレースも、白熱した戦いが期待されます。
競馬予想において、オッズは重要な要素の一つです。オッズとは、簡単に言えば「馬の勝率を数値化したもの」で、人気馬はオッズが低く、穴馬はオッズが高くなります。 オッズは、馬の過去の実績や、当日の馬場状態、騎手の技量など、様々な要素を考慮して算出されます。
オッズの妙味とは、この「数値化された勝率」と「馬の実際の実力」にズレがある馬を見つけることです。 つまり、実力がありながら人気が低く、オッズが高い馬を見つけ出すことができれば、高配当をゲットできる可能性が高まります。競馬予想の醍醐味の一つと言えるでしょう。
過去の金沢ファンセレクトカップのレース結果を分析してみると、必ずしも1番人気が勝利するとは限らないことがわかります。 実際、過去10年間のレース結果を見ると、1番人気の馬が勝利したのはわずか3回。 6番人気以下の馬が勝利したレースも2回あり、波乱含みのレースと言えるでしょう。
例えば、2020年の金沢ファンセレクトカップでは、1番人気の馬が4着に敗れ、6番人気の馬が優勝するという波乱が起こりました。 このレースでは、1番人気の馬がスタートで出遅れ、後方からの競馬を強いられたことが敗因の一つと考えられます。 一方、優勝した6番人気の馬は、好スタートから先行し、そのまま押し切るという理想的なレース運びを見せました。 このように、地方競馬では、馬場状態やレース展開、騎手の相性など、様々な要因が絡み合って結果が左右されるため、オッズの妙味を見つけることが重要になります。
過去のレース結果をさらに深掘りし、オッズの妙味があった馬の特徴を探ってみましょう。 血統、騎手、調教師、レース展開など、様々な要素を考慮することで、穴馬発掘のヒントが見えてきます。 例えば、以下のような特徴を持つ馬は、オッズの妙味があると言えるかもしれません。
それでは、2024年の金沢ファンセレクトカップの出走馬について、データに基づいた分析を行い、オッズの妙味がある馬をピックアップしていきましょう。
| 馬番 | 馬名 | 血統 | 騎手 | 調教師 | レース展開 | オッズ | 予想 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ベルウッドグラス | パイロ×エナジャイズ | 加藤翔馬 | 加藤和義 | 後方からの差し馬 | 41.4 | △ |
| 2 | コパノフランシス | コパノリッキー×シラヤマヒメ | 柴田勇真 | 菅原欣也 | 先行馬 | 88.1 | × |
| 3 | エイシンギアアップ | エイシンフラッシュ×エーシンパナギア | 甲賀弘隆 | 中川雅之 | 中団からの差し馬 | 68.4 | △ |
| 4 | ショウガフクキタル | カレンブラックヒル×ミサトサウス | 栗原大河 | 高橋俊之 | 先行馬 | 3.3 | 〇 |
| 5 | ダブルアタック | ベストウォーリア×バトルアンコール | 松戸政也 | 金田一昌 | 先行馬 | 29.5 | △ |
| 6 | ハクサンパイオニア | ドレフォン×ニーマルオトメ | 鈴木太一 | 加藤和義 | 逃げ馬 | 12.4 | ▲ |
| 7 | ヴェレノ | プリサイスエンド×アンジェロ | 中島龍也 | 鋤田誠二 | 後方からの差し馬 | 316.9 | × |
| 8 | オヌシナニモノ | カレンブラックヒル×グラントリノ | 吉田晃浩 | 佐藤茂 | 先行馬 | 2.1 | ◎ |
| 9 | ダイヤモンドライン | レインボーライン×ラベンダーミント | 平瀬城久 | 中川雅之 | 中団からの差し馬 | 16.5 | △ |
| 10 | ソーラーフレア | Shamardal×コズミックフレイム | 米倉知 | 中川雅之 | 中団からの差し馬 | 9.1 | 〇 |
| 11 | マイネルシスネロス | ゴールドアリュール×マイネカプリース | 青柳正義 | 金田一昌 | 逃げ馬 | 7.6 | ▲ |
ショウガフクキタル (4番): 3歳牝馬ながら、重賞2連勝中と勢いに乗る。 父カレンブラックヒルは、NHKマイルカップなどG1を3勝した名馬。 母ミサトサウスは、ダートで活躍したサウスヴィグラス産駒。 血統背景からもダート適性の高さが伺える。先行力があり、展開にも恵まれそう。 オッズは3.3倍と人気だが、実力は上位と見て、対抗評価とする。
ソーラーフレア (10番): 9歳と高齢だが、近走の成績は安定している。 4月の金沢スプリングカップでは、重馬場を克服して勝利しており、馬場状態への対応力も高い。 中団からレースを進めるタイプで、今回も展開がハマれば上位進出が期待できる。オッズ9.1倍は妙味あり。
穴馬:
◎ 8 オヌシナニモノ 〇 4 ショウガフクキタル ▲ 6 ハクサンパイオニア △ 10 ソーラーフレア △ 5 ダブルアタック △ 3 エイシンギアアップ × 2 コパノフランシス × 7 ヴェレノ
本命は、オヌシナニモノ (8番)。近走の安定感は抜群で、重賞でも好走を続けている。 1400mの距離もベストで、今回も勝ち負けを期待できる。対抗は、ショウガフクキタル (4番)。3歳牝馬ながら、重賞2連勝中と勢いがある。先行力があり、展開にも恵まれそう。穴馬には、エイシンギアアップ (3番) を推奨。近走は勝ち切れていないものの、重賞でも好走経験がある。オッズ68.4倍は過小評価されている可能性あり。
金沢ファンセレクトカップ2024は、実力馬が揃い、予想が難しいレースとなりそうです。しかし、過去のレース結果やデータ分析を参考に、オッズの妙味がある馬を見つけることができれば、高配当をゲットできるチャンスも十分にあります。ぜひ、この記事を参考に、自分だけの予想を組み立てて、レースを楽しんでください!
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