「大魔神」佐々木主浩オーナーの良血馬エヴァンスウィート、デビューに向け順調
エヴァンスウィート(牝2歳、栗東・友道康夫厩舎、父スワーヴリチャード)は、佐々木主浩オーナーの良血の一頭として順調に来週のデビューに向けた乗り込みを続けている。7月22日の中京・芝1600メートルでデビュー予定である本馬は、今週、実戦でも手綱を執る坂井瑠星騎手の騎乗で、3歳馬相手に3馬身半追走から併入に持ち込んだ。スワーヴリチャード産駒で、彼女の兄には17年ジャパンC覇者シュヴァルグランなど、G1馬3頭を持つという良血馬だ。
エヴァンスウィートの期待値
エヴァンスウィートはG1馬3頭を兄姉に持つという血統背景から強い注目を浴びている。中でも父スワーヴリチャードは、引退後は種牡馬として上々の成績を挙げている。また、この馬は昨年のPOG(プレミアム・オーナーズ・グループ)のドラフト会議でも1位指名を多数受けており、その期待の一端を垣間見ることができる。デビューレースとなる7月22日の中京5R(芝1600メートル)に向けて、順調に調整が進んでいるとのことだ。
佐々木主浩オーナーの目利きとその期待
エヴァンスウィートのオーナーである「大魔神」こと佐々木主浩氏は、実業家でありながら競馬愛が語られる人物だ。数多くの競走馬を所有し、その中には数々の名馬が含まれている。また、佐々木氏は幼駒の頃から成長を見守り、良血を引く馬への投資にも熱心だ。既に多くの成功を収めてきた二人のトップセレクションが組むからこそ、エヴァンスウィートへの期待値は非常に高い。新たなG1馬誕生の予感さえ漂わせている。
デビューに向けたエヴァンスウィートの今後
エヴァンスウィートの近況は、調教でも坂井騎手とともに良い状況が続いている。新馬戦となる7月22日の中京・芝1600メートルでのパフォーマンスが期待されている。さらには、今後数年にわたりエヴァンスウィートの競走成績を通じて、その能力と可能性を世に問う時がはじまる。鞍上の坂井瑠星騎手は、この良血馬との良好なコンビネーションを生かし、持ち前の力強さを見せつけてくれるだろう。エヴァンスウィートのデビュー戦が楽しみである。