カルパ、ついにデビューへ – ソダシの弟の期待と挑戦
栗東トレセンの須貝尚介厩舎に所属するカルパ(牡2歳/父モーリス)が、いよいよデビューを迎えることが明らかとなりました。白毛馬として初のGI馬となったソダシの弟であるカルパの登場は、競馬ファンからは大いに期待されている。この夏の北海道シリーズにおいても、熱い視線が送られているカルパ。すでにその鍛錬の様子は報じられています。
姉のソダシは少し気難しい部分があるといわれていますが、カルパにはそれが見られず、とてもおとなしいと厩舎スタッフは評価。その父親が異なり、クロフネからモーリスに変わっている影響が見受けられます。武豊騎手もカルパの追い切りに騎乗し、「動きはまずまずです。芝でしっかりやったのは初めてですから」とコメントしています。
カルパの見事な白毛、武豊騎手の注目
その美しい白毛と質の高い動きから”白馬の王子様”とも称されるカルパは、GI馬ソダシの半弟ということで、その活躍が今から楽しみされています。函館・芝コースで武豊騎手を背に良い動きを見せており、その様子は期待感を一層高めています。7月9日の函館・芝1800メートルでのデビュー戦に向け、良い状態での調整が進んでいます。
また、武豊騎手は、「ソダシに似ているね、毛色が」とコメントしており、その才能が伺えます。確かな血統と良い動きは早くもカルパへの期待感を高めています。
初追い切り、その結果は?
カルパは、またもや上々の結果を出しています。函館競馬場入り後、カルパは初めてのWコースで追い切られ、そこでも優れた動きを見せました。期待されるデビュー戦へと向けて、その態勢は着々と進んでいるようです。
数々の好評価と共に、ファンからも父モーリスとの組み合わせには期待が寄せられています。また、稽古は順調に進んでおり、そのデビュー戦への期待感はますます高まっています。
デビューの地、カルパの壮行会
6月14日、ついにカルパがデビュー戦となる函館競馬場に到着しました。翌日の朝5時半から初めての馬場入りを果たしました。須貝尚介厩舎はこれまでにも証明してきたように、このような大事な場面でのカルパの対応には完全に自信を持っています。
そのマネージメントによると、カルパは函館という新たな環境にもよく順応しているとのこと。カルパのこれからの挑戦が競馬ファンからも大いに期待されています。