ミカエルパシャ、デビュー戦に向けて順調調整
期待の新馬、ミカエルパシャ(牡2歳、栗東・橋口、父エピファネイア、母ピースオブラヴ)の動向が話題となっています。7月9日の中京新馬戦(芝2000m)を予定している同馬は、その1週前の追い切りを無事に消化しました。松山Jを背に6F79秒3-11秒4という好タイムをマークし、「めちゃくちゃ良かったですね。柔らかみがあってフットワークがいいですし、雰囲気のある馬です」と、橋口師から大きな期待を寄せられています。
橋口師「雰囲気ある馬」
橋口師が賛辞を並べたミカエルパシャが示した好動きは、その父エピファネイアの強靭さを引き継いだものと言えます。また、母のピースオブラヴからも良質の血が流れており、その血統的なバックボーンも確かなものです。師が「めちゃめちゃ動きますね。それでいて扱いやすい。柔らかくていいフットワーク。落ち着きもあって、雰囲気がある馬です」と評したように、その振る舞いからは既にレースへの高い適応力を感じさせます。
ゲート試験合格、デビューへの関門を突破
5月5日の栗東トレセンでのゲート試験で、ミカエルパシャは他の14頭の2歳馬と同様に合格を果たしました。これにより、デビュー戦への重要な関門を突破したと言えます。これまでの調教の成果が発揮され、順調なデビューに向けた一歩となりました。特に追い切りでの好タイムは注目に値し、そのポテンシャルの高さを改めて印象付ける結果となりました。
デビュー戦への大いなる期待
デビュー戦を迎えることとなるミカエルパシャには、父エピファネイアの強靭さと母ピースオブラヴの気質が融合し、その力強さと落ち着きが見事に結実しています。これまでの調教でのパフォーマンスは、その期待値を一層高めています。今後のレースで、その「雰囲気」がどのように結果に結びつくのか、注目が集まります。この新星の躍進から目が離せません。