２歳牝馬ルージュスエルテ、注目すべき華麗な走り
１４日朝の美浦トレセンでは、ルージュスエルテ（美浦・国枝栄厩舎、牝２歳、父ハーツクライ、母リュズキナ）が鮮烈な走りを見せ、報道陣が勢ぞろいしていた。緑のゼッケン『１６』を着けたルージュスエルテは、Ｗコースの直線で他馬が止まって見えるほどの加速力を発揮。達成したラスト１ハロン１０秒７（５ハロン６５秒６）は古馬準オープンのチャックネイトと並ぶ最速で、２歳馬としては驚異の数字である。報道陣はこの走りに大いに驚き、今後の活躍が期待されている。
担当中村助手が語るルージュスエルテの状態
ルージュスエルテを担当する中村助手に目測での感触を聞くと、「今日で３人目ですよ」と笑顔で応じてくれた。厩舎作業が終わるのを見計らって国枝厩舎に詰め寄り、状態やこれからの予定を引き出すことに成功した。担当助手はルージュスエルテの体調について、「本当に素晴らしい状態です」と非常に前向きなコメントを寄せており、今後の活躍が期待できそうだ。
２４日東京新馬、ルージュスエルテのデビュー戦が待ち遠しい
ルージュスエルテのデビュー戦として予定されている２４日の東京新馬（芝１８００メートル）が待ち遠しい。菅原明騎手とのコンビで挑むことになる同レースでは、ルージュスエルテの持ち前の速さを如何なく発揮し、華麗な走りを見せることが期待される。父ハーツクライ、母リュズキナという血統からも大物感漂うルージュスエルテの初戦が楽しみである。
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