1. 武豊騎手とファントムシーフのコンビで挑む日本ダービー
5月28日に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)にて、栗東・西村真幸厩舎所属のファントムシーフが挑戦します。牡3歳のファントムシーフは父ハービンジャー、母ルパンII、母の父Medagliaという血統で、共同通信杯の勝ち馬として期待されています。その鞍上には、歴代最多となるダービー6勝を持つ武豊騎手が新たに就くことが発表されました。彼は2年連続のダービー制覇を目指しています。
2. ソールオリエンスとの一騎打ち
しかし、皐月賞で3着に敗れたファントムシーフは、ダービーでの形勢逆転を狙っています。競馬の祭典・日本ダービー(G1)には、無敗のソールオリエンスが断然主役として立つ予定で、その阻止がファントムシーフの大きな課題となります。直線での進路取りに手間取る場面もあったファントムシーフですが、騎手の武豊の手腕と馬の持つポテンシャルを活かし、逆転の一手を期待しています。
3. ダービーの騎手交代と武豊騎手の記録
ダービーでは騎手が当該馬初騎乗で勝った例は54年ゴールデンウエーブまで戻らないとない。今年は皐月賞2着タスティエーラ、3着ファントムシーフなど、テン乗りが多い。この2頭は馬の戦績だけなら十分に優勝候補だが、武豊騎手が日本ダービーで皐月賞1番人気の敗退馬に騎乗した年の成績は5戦4勝となっており、昨年のドウデュースも皐月賞では1番人気で3着に敗れたが、日本ダービーでは巻き返して優勝した。武豊騎手の挑戦.)