リバティアイランドが第84回オークスで2冠達成に向けて熱い注目を浴びる

最新レース予想

リバティアイランド、第84回オークスで2冠へ

第84回オークス・G1が5月21日、東京の芝2400メートルで行われます。主役となるのはリバティアイランド(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)。昨年の阪神JFでG1初制覇を成し遂げ、今年初戦の桜花賞でも力の違いを見せつけたリバティアイランドが、2冠達成に向けて熱い注目を浴びています。主戦を務めるのは、昨年、史上4人目の騎手大賞に輝いた川田将雅騎手(37)=栗東・フリー。今年もリーディングトップを快走する名手が、リバティアイランドの2冠達成に向けて気合を入れています。

挑戦者たちの意地、ハーパーとソーダズリング

対抗馬として名が挙がるのは、クイーンC勝ち馬のハーパー(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎)とフローラS2着のソーダズリング(牝3歳、栗東・音無秀孝厩舎)です。ハーパーは持久力タイプで東京コースも合っていると評判があり、2冠目の大逆転があっても驚けないとの声もあります。一方、ソーダズリングは武豊騎手とのコンビで一発を狙います。また、フラワーC1着エミュー(牝3歳、美浦・和田正一郎厩舎)、新潟2歳S、フェアリーSの重賞2勝のキタウイング(牝3歳、美浦・小島茂之厩舎)も注目です。

注目のライバルたち

その他の出走予定馬たちも見逃せません。クイーンC勝ち馬のハーパー(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎)は、当初からオークス向きの評判があり、持久力タイプのハーツクライの産駒で、東京コースも合っているだけに、2冠目の大逆転があっても驚けない存在です。また、フローラS2着のソーダズリング(牝3歳、栗東・音無秀孝厩舎)は武豊騎手とのコンビで一発を狙います。母がオークス馬ヌーヴォレコルトのイングランドアイズ(牝3歳、栗東・安田翔伍厩舎)も、ここでいいところを見せたい一戦となります。

フラワーC1着のエミュー(牝3歳、美浦・和田正一郎厩舎)、新潟2歳S、フェアリーSの重賞2勝のキタウイング(牝3歳、美浦・小島茂之厩舎)、重賞での安定感が光るドゥアイズ(牝3歳、栗東・庄野靖志厩舎)、札幌2歳S勝ち馬のドゥーラ(牝3歳、栗東・高橋康之厩舎)、2戦2勝ミッキーゴージャス(牝3歳、栗東・安田隆行厩舎)の母はオークス、秋華賞を勝ったミッキークイーン。距離、馬場とも不問で、各馬の可能性は開かれています。

騎手の視点:川田将雅騎手のコメント

リバティアイランドの主戦を務める川田将雅騎手(37)=栗東・フリーによれば、オークスでの一気の距離延長が焦点になるとのことです。しかし、彼は「このオークスを経て、距離適性というのも分かってくるでしょうからね。ただ今は、先のことより、目の前のオークスに集中したいと思っています」と、現在の目標はオークスでの好結果であることを強調していました。

「リバティアイランドは非常に才能ある馬で、彼女のスピードとパワーは他の馬と比べて一段上だと感じています。彼女のレースを制するためには、これらの素晴らしい能力を最大限に引き出すことが重要です。オークスは2400メートルの距離になりますが、彼女がこの距離をこなせるかどうかについては、私自身もまだ確信がありません。しかし、リバティアイランドの持っている素晴らしい能力を信じて、最善を尽くすつもりです」と川田騎手は語りました。

トレーナーの視点:藤沢和雄調教師のコメント

リバティアイランドの調教師である藤沢和雄氏は、この馬について以下のように述べています。

「リバティアイランドは非常に優れた馬で、彼女の能力は見ての通りです。長距離のレースになると、テンポやリズムが変わりますが、彼女はそれに適応できるだけの能力を持っていると思います。しかし、それがどの程度表現できるかはレース次第です。私たちは彼女が最高のパフォーマンスを発揮できるように、最善を尽くします」

まとめ

オークスの戦線は、ライバルたちの意気込みとリバティアイランドの新たな挑戦が交錯する舞台となります。距離適性という未知の領域に挑むリバティアイランド、その結果がどうなるのか、一切の予想を超える結果が待ち受けているかもしれません。緊張と期待が高まる中、この舞台でどの馬が勝利を掴むのか、競馬ファンの目が注がれます。

タイトルとURLをコピーしました