ソングライン、ヴィクトリアマイルへの挑戦
東京・芝1600メートル戦で5戦3勝、2着1回という成績を挙げており、昨年の安田記念ではGⅠ初制覇を遂げたソングライン(5歳、美浦・林徹厩舎)が、再びヴィクトリアマイルへの挑戦を表明しました。昨年のこのレースでは5着に敗れたソングラインですが、今年は勝利を挙げることができるか注目が集まっています。特筆すべきは、ソングラインが2月にサウジアラビアで実施された1351ターフスプリント10着以来の出走となることで、その結果がどのように影響するのか見逃せません。
ソングラインと戸崎圭太騎手の新コンビ
ソングラインは、今回戸崎圭太騎手との新コンビで出走を予定しています。戸崎騎手はJRA・GⅠ9勝を挙げており、特にテン乗りの馬で3勝を挙げています。また、2015年のヴィクトリアマイルではテン乗りのストレイトガールを勝利に導いており、その経験がソングラインとの新コンビにも生かされることでしょう。今年初戦の東京新聞杯ではアタマ差の2着だったソングラインですが、戸崎騎手との新コンビがどのような化学反応を見せるのか、期待が高まっています。
パワーアップしたソングラインの調整
このソングラインが、今年は昨年以上のパワーアップを遂げているという情報が伝わってきました。調教師の林師がソングラインの調教を見届け、「なにか質問ありますか?なんでもお答えします」と語ったところからも、自信と期待感が伝わってきます。詳しい調整方法については伝えられていませんが、踏み込んだ調整が行われていることがうかがえます。
ソングラインの半弟も注目
また、ソングラインに関連して、半弟のソニックライン(2歳、美浦・木村哲厩舎)がゲート試験に合格したことも報告されています。4月28日の美浦トレセンでは、2歳馬13頭がゲート試験に合格し、その中にソニックラインの名前も見受けられます。ソングラインは安田記念・GⅠなど国内重賞2勝、1351ターフスプリント・GⅢ勝ちという成績を持つため、半弟のソニックラインもその血統から期待が寄せられています。半姉ソングラインがヴィクトリアマイルに挑む一方で、半弟ソニックラインがデビューへと向かっているという状況は、ファンにとっては大変興味深いでしょう。
以上のように、ソングラインは今年のヴィクトリアマイルに向けてパワーアップを遂げています。新たなるコンビである戸崎圭太騎手との結果、そして兄弟馬としてのソニックラインの動向にも注目が集まります。ヴィクトリアマイルが近づく中、美浦トレセンのにぎわいが増してきています。競馬ファンはこれからのソングラインの動きに注目しています。