日本の地方競馬馬、マンダリンヒーローがケンタッキーダービーに繰り上がり出走!

速報

マンダリンヒーロー、ケンタッキーダービーに繰り上がり出走

地方競馬の大井から遠征し、第149回ケンタッキーダービー・米G1(5月7日、チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル)を目指していましたが、マンダリンヒーロー(牡3歳、大井・藤田輝信厩舎、父シャンバラ)が、5月4日現地時間に補欠2番手から繰り上がり、フルゲート20頭のメンバーに名を連ねることが明らかとなりました。米クラシック3冠初戦として大いに注目を集める本競走で、日本の地方競馬からの出走となるマンダリンヒーローに注目が集まっています。

大井の誇りを背負い挑むマンダリンヒーロー

メンバー繰り上がりのきっかけとなったのは、プラクティカルムーブが熱発により、ケンタッキーダービーへの出走を辞退したことに伴います。その後マンダリンヒーローが次点2番手で、補欠枠からの繰り上がりが決まりました。この結果、日本時間5月7日朝7時57分に発走を迎える第149回ケンタッキーダービーに出走することが決定したのです。
マンダリンヒーローは地方競馬の大井から遠征し、世界最高レベルの競走に挑戦します。地方競馬場で鍛え上げられた力を発揮するべく、チーム一丸となって準備に取り組んでいます。地元の大井ファンからの期待も大きく、誇りを背負い挑む彼に世界中から注目が集まっており、幸先の良い滑り出しとなっています。

過去の日本馬のケンタッキーダービー挑戦

過去にもケンタッキーダービーに日本馬が挑戦しており、その歴史は1995年のスキーキャプテンに始まります。その後、2016年にラニ、2019年にマスターフェンサー、2022年にクラウンプライドの計4頭が、ケンタッキーダービーに挑戦し、健闘を見せています。しかし、残念ながら日本馬の優勝は未だないため、マンダリンヒーローにはその壁を破るゴールへの望みが託されています。

今後の見通しと期待

マンダリンヒーローは、過去の日本馬が挑んだ時よりも、「現地での競馬で実績のある日本馬が増えている」という状況の中で臨むケンタッキーダービーとなります。特に、2022年のチャーチルダウンズ競馬場で行われたブリーダーズカップで日本馬が活躍したことで、今回のマンダリンヒーローにも期待をよびます。
また、彼にはサンタアニタダービー(G1)にも出走の経験があり、日本国内でも十分な実力があるとされています。これまでの壁を越え、初めてのケンタッキーダービー制覇に挑むマンダリンヒーローに対し、競馬ファンからは多くの期待が寄せられています。

参考URL

タイトルとURLをコピーしました