ボンドガール：手塚厩舎期待の新星、デビュー戦の注目度は高まる

ボンドガール、手塚厩舎期待の新星

新たなクラシックホースとして注目を浴びるボンドガール（牝、父ダイワメジャー、母コーステッド）。手塚厩舎の期待を背負う彼女は、22年の皐月賞、ダービーで共に4着だったダノンベルーガの異父妹という血統を誇る。また、手塚厩舎は先日、ソールオリエンスで皐月賞を制したばかり。今後の２歳世代に対する期待感は増している。ボンドガール自体は小柄ながらもしっかりとした体つきをしており、手塚調教師は「来年の桜花賞を狙える馬」と期待を寄せている。

ボンドガール、デビュー戦を迎える

ボンドガールは６月４日・東京５Ｒ（牝・芝１６００メートル）での初陣を予定している。東京芝1600mの牝馬限定レースでデビューを果たす彼女のパフォーマンスが注目を浴びる。特に、彼女の兄姉のデビューは決して早くなかったのに対して、ボンドガールは早期デビューができそうな体質を持つという点は大きなポイントとなる。

ボンドガール、関係者からの評価も高い

坂本達洋記者は「ボンドガールはG1戦線で活躍するダノンベルーガの半妹。手塚調教師が『バネがよくて、走りそう。性格もダイワメジャー産駒にしてはおとなしいです。楽しみですよ』と素質にほれ込んでいます」と評価している。実際、ダノンベルーガ半妹のボンドガールは、２２年１歳セレクトセールで２億１０００万円（税抜き）という高額の値が付いた。その血統と期待値は、関係者からも高い評価を受けている。

ボンドガール、将来への期待大

早期デビューが見込まれるボンドガールは、その成長過程が今後大いに注目される存在だ。手塚厩舎が見せる「来年の桜花賞を狙える馬」という期待の口ぶりからも、彼女のポテンシャルの高さが伺える。また、ダノンベルーガと同じ血を引く彼女には、その兄が築き上げた名声に恥じない活躍が期待されている。これからのボンドガールの走りに注目が集まるとともに、手塚厩舎がどのように彼女の才能を伸ばしていくのか、その指導力にもスポットライトが当たるだろう。